ホーリツアーズ
PC&接客デ スクを設置する
去年の11月の終わりにチョコショップと旅行代理店の改装を行いました。
旅行代理店の方は市販の事務家具で何とか賄おうとしたのですが、
何せ狭くしかも階段の下の空間・・・、
どうにも収まらないということで・・・、
相談があり家具を作ることになりました。
階段をオープンにしたことで創出した空間・・・、
やはり場に合わせた特注のものでないと納まりませんね・・・。
PC&接客デ スクを設置する
去年の11月の終わりにチョコショップと旅行代理店の改装を行いました。
旅行代理店の方は市販の事務家具で何とか賄おうとしたのですが、
何せ狭くしかも階段の下の空間・・・、
どうにも収まらないということで・・・、
相談があり家具を作ることになりました。
階段をオープンにしたことで創出した空間・・・、
やはり場に合わせた特注のものでないと納まりませんね・・・。
最終章
お店の方は11月の28日にオープンして、多くのお客様がチョコを
求めて来店されています。
繁盛する条件は高レベルでクリアーしていると思っていましたが・・・、
店の賑わいを見て一安心・・・。
一つ工事の忘れ物がホリーツアーズの方にあり、6日に片付けました。
それは壁を解放して出て来た給水管のカバーです。
チョコSHOP朝の風景
ヘビが2匹SHOPを守っています。
3匹つくったのですが、一匹は不慮の事故を想定してオーナーが隠しています。
外観(ファッサード)を朝の時間にようやくとることが出来ました。
やはり3匹の方がバランスが取れますね。
もう一匹つくろうかしら・・・。
私たちがつくりました。
工事が無事終わり、多くに方に気に入っていただけそうです。
打ち上げに、監督と大工さんが来てくれました。
飲む前に我々の作品の中で、記念写真を撮りました。
来年も幾つかの仕事をやることになりますが、
期待が持てる施工チームが出来上がり、面白いことがやれそうです。
オープン前日、椅子とテーブル、トビラ紙貼り、つまみ、テスリ、残っていたものを
ぜーんぶ 完成させました。
名付けて「御手ーブル」 お店のコーナーに置いて、主に宅配便の送り状を
書くためのものです、包装している間座って待っていただくことも想定しています。
テーブルが手のひらの格好をしていて、指にバックを下げられるように考えられています。
照明のカバーを付ける
今日で大工さんの仕事が完了します。
昨日作った照明のカバーを大工さんに付けてもらいました。
楕円をモチーフにしたデザインを考えていましたが、Rが多用されているので、
▽に変更。
2・3日前 ランチを食べに近くの食堂へ行ったとき、ナプキンにスケッチしていてデザインを
決めました。
4匹のヘビ
朝は照明のカバーを2コ作り、ジョイ本へ買い物、現場へ行き 打合せ、その後
椎名建設の加工場へ。
階段の手すりと外部のバリアーとなるヘビを4匹ジグソーでカット、
ついでに吊り戸のつまみの下準備も行いました。
あと 2点小さなテーブルとスツールの準備も 大工さんに手伝ってもらい行いました。
幾つか残っている小物を明日 明後日で作ります。
左官仕上げ
仕上げの感じをどの様にするか、何時も悩みます。
刷毛目のテクスチャーを3連続でやって来ました。
それも目が浅かったり少し深かったり、一様な表情ではなく自然な感じを出して
欲しいと職人さんに頼みました。
「ぼんやりした白」というイメージが出来上がり、それに沿ったコテさばきをお願いしました。
コテを回す手法でやることになりました、フラットでかつ多少の凸凹感が出そうです。
ヘニョヘニョ棚を取り付ける。
作業台と吊り戸棚(ヘニョヘニョ棚) リボンホルダー
そしてケース廻りの家具を、設置しました。
月曜日に左官屋さんが壁の仕上げをします。
奥の白い壁に角度がついているのに加え、長手の壁に出入りがあったことも
設置作業を困難にさせたのですが、大工さんは何とかおっつけてくれました。
ショーケースの搬入
今回の仕事はショーケースのデザインを考えるチャンスとなりました。
次の機会が あるかどうか 分かりませんが、
いろいろ見て、ケースデザインはまだまだやりきれてないと思いました。
施主の市村さんがなかなかしぶとい人で、通り一遍のケースでは満足しないのです。
トップクラスのチョコSHOPをリサーチしましたが、なるほどと感心させられるような
ものはそれほど見受けられませんでした。
モデルがないのが 逆に 改めて考えることになったと言えます。
それがデザインの仕事です・・・。
看板をつける
毎日毎日、工程を小刻みに調整しながら工事が進んで行きます。
店は小さくても大きくても、同じように多くのことがらをこなしてオープンへと向かいます。
明日左官屋さんが下地をやります、今日中に看板を付けなくてはなりません。
看板は 通常工事の完成後に設置することが多いのですが、
この現場ではサインを直に鉄骨に取り付けるため、
今日中か明日の早朝に作業しなければなりません。
それで、暗くなっての取り付けとなりました。
左官で仕上げられた壁から 直接看板が飛び出した形となります。
主にデザインからの理由です。
簡単に 看板は外せません・・・、(施主に成り代わり)継続への意志を込めているのです。
塗装UP
満足のいく壁が出来上がりました。
この一枚のがにどれだけのエネルギーが費やされたことか・・・。
ペンキやさんのていねいな仕事がインテリアの質を高めてくれました。
これほどまでに一枚の壁に こだわったことはありません。
全ての始まりは独特の質感を持ったダルガラスからです。
ステンドグラスの材料ですが、建築に直に取り込みたいと思っていました。
N邸では板の壁に嵌め込みました。
次の機会にもぜひ別の試みをしたいものです。
マンボウを取り付ける
新しいファッサードのための鉄骨フレームを建て込み、
頂点に風見マンボウを取り付けました。
S-N 方位を固定しました。
アイルランドのとある小さな港町、各家に魚の形をした「風見さかな」が
取り付けられているとか・・・。
スタッフのSさんから聞いた話です。
楽しく、美しい心に響く話です。
そんな風にして街の風景が作られるとしたら、素敵ですね。
外装UP
メンテ上外部の塗装も塗り直すこととなり、これまでのファンシー系から焦げ茶系の
カラーリングへとイメージを一新しました。
「チョコレート色でしょう」と知り合いから、色を当てられましたが・・・、
大体そうです。
お店では基本的なところでは分かりよいことが大事です。
「チョコレートの色の建物ですヨ、交差点からよく見えます」店を尋ねられたとき、
明快に答えることが出来ます。
この既存の正面に、新しいファッサードのパネルをくわえるのですが、
その色が白、コントラストからも背景を暗く、強い色にしたかったのです。
今日は塗装の下地づくり
塗装は 1にも2にも下地づくりが命。
特に、白い壁となると ライトや日の光に正確に反応します。
ですから白くて、フラットな面を仕上げるのは
塗装屋さんにとつては腕の見せ所なんです。
パテをかって、ペーパーをあて、テープを貼り又パテを施し、全体にパテをやり・・・、
そして塗装を2度塗りして仕上げます。
さすがにツヤ消しとしましたが、左官壁との対比もありここはていねいに ていねいに
仕上げて欲しいところです。
この壁が一枚の面になり ガラスのところが穿たれている、としたいのです。
楕円の色ガラスを嵌める
正面の壁に楕円の色ガラス(ダルガラス)を嵌め込みました。
大小4つの楕円を円弧にレイアウト、オーナーの市村さんと相談し2転3転して決定しました。
赤・赤・緑・黄色の順となりました。
両脇の左官の白い壁に挟まれた正面の壁はツヤ消しの白い塗装で、
そこに4つの穴が穿たれるというイメージです。
左官下地
なじみの左官屋さんが一人での作業していました。
時々邪魔にならない程度に声を掛けて・・・、左官のことを教えてもらったりします。
下塗りだけでも全体が塗られると、大分 空間の感じが出てくると思います。
これから、出来上がっていく楽しみが味わえます。
天井と壁の角を落としたことがどんな風になるのか、
包み込まれたぼんやりした感じが良いな~、
なんて思うようになってきました。
飾り柱脚の設置
日・月・火と三日にわたって作った柱脚カバーを 大工さんに頼んで取り付けてもらいました。
いかにもカバーしましたというのはいやなので、どうしようか悩みました。
別のところに作ったギザギザの飾りカバーと同じデザインコンセプトのデザインとしました。
昇り龍 出現!!
オーナーとは長い付き合いで、考え方など多少分かっているつもりです。
お遊びや冗談めいたものを受け入れることが出来るタイプの人間だと思っていました。
この昇り龍のデザインは何の抵抗もなく受け入れてくれました。
それほどの説明が無くても、こうしたものを自然に受け入れてくれるというのは
とてもありがたいことです。
時として非常に理解のあると思われる人が
実際にはそうでなかったりすることがあるものです。
彼はそう言う人ではありませんでした。
オーナーは・・・、多分・・・、気に入っている風でした。
良かった・・・、良かった・・・。
こうしたデザインは、
多分 図面や絵では説明が難しいですし、正確なパースにするのはとても面倒・・・です。
登り竜にカラーリイグ
お店自体は実にシンプルな構成なのですが、最小限のディスプレー棚は設けます。
それを今日の日曜出勤で 塗装しました。
玉をくわえて、天に昇っていく龍の姿を棚に託してデザインしました。
立体や抽象的な形は割かし 得意分野と自惚れていますが、
色彩に関しては全く苦手です。
苦手な割にコンセプトとしてのイメージだけは持っていて・・・、
それにカラーリングまでやらないと 仕事が完結しないと思っていて・・・、
今回もやることにしました。
足場を建てる
内装と平行して外装の段取りが始まりました。
チョコショップの顔として新たにパネルを建てますが、本体の方はメンテのことからも
塗装をすることになりました。
足場は3時間ほどで出来上がり、狭い境界にも難なく建ててしまいます。
足場を掛けると世間の注目を集めます。
オープンは11月の28日。
仮のお知らせ看板を掛け今日から宣伝もスタート。
エントランスドアがついた!
この仕事では楕円がモチィーフとして幾つか使われています。
店舗ですからインテリアのメッセージを出来るだけ出そうと言うことで
大きなガラスにしがい勝ちです。
開口部を絞って 内部への関心を引こうと考えた結果の、ドアデザインです。
多分、のぞき込もうとするはずです・・・。
のぞき込み、そこに美味しそうなチョコレート・・・がある!!
正直なところ、オープンしてみないと効果のほどは分かりません・・・。
そんな風に想定し、夢想し、少しだけ妄想してデザイン・・・します。
いよいよチョコショップの工事が始まります。
2・3日前からスタートしたのですが、電話やLAN、CATの配線、
電気の配線工事が先行して行われました。
その前には、給排水の配管工事もなされました。
そして、木工事です。
躯体の補強工事や不必要な壁の撤去そして窓ふさぎ・・・。
造形言語-3
加奈と娘が「造形言語」という言葉に少々 過剰に反応します・・・、
「難しい言葉を直ぐ使いたがる・・・。」
この頃は ディテールという言葉がいろいろなところで使われ 一般用語化していますが、
それだって 設計関係の専門用語だったのです。
造形言語だって・・・・そのうちみんな使い出しますよ、きっと・・・。
楕円のガラスを完成させ、新しい造形言語を作りました。
赤いガラスのパネルをあと二つ追加して4つの楕円が壁を飾ります。
造形言語をつくる。
デザインを構成する個々の要素を造形言語と言います。
音で音楽を作るように、
言葉で詩を作るように
造形言語で空間を作ります。
スケッチや図面の段階は いわば抽象的な段階と言えますが、
実際に工事が始まり作業が進みますと原寸現物の世界になっていきます。
現物の造形言語を作りました。
SHOPの正面に白い壁があります、その裏はワインセラーとチョコストックの
スペースとなっています。
その壁にダルガラス(ステンドグラスに使うハンドメイドガラス)の小窓を
4つ 穿つようにつけます。
改装は解体してみないと・・・分かりません。
裏の1階が旅行代理店の導入部、エントランスです。
かなりの量のカタログが壁に並べられ、接客スペースとなり、デスクも置かれます。
いくらかでも広くするために階段の壁を取り払い、
柱もちょん切って階段のササラに持たせるようにしました。
2階のメインオフィスへ流れていく雰囲気も 作り出さないといけません。
どの現場でもポイントになる要の部分が必ずあるものですが、
このスペースではぶら下がった柱が それに当たることになると思われます。
予想していなかったことを即興で解決していく・・・、
それが ある意味こうした改装の面白いところです。
楕円の開口部に木のピースを貼り付ける。
現場が動き出すと、小さいこともありなかなかのスピード。
大工さんの作業に合わせて280ヶの木のピースづくり、
材の調達、カット、着色を一日でこなしました。
壁の色はグリーンにするためそれに合わせたカラーリング・・・、
白、茶、ゴールドの3色、
ベタ塗りではなくまだら塗り・・・。
即興での配列、私が渡したピースを大工さんがどんどん貼りつけていきます。
この若い大工さんとは4度目のつきあい、お互いに分かり合ってきたので
イキも合い仕事はスムーズ。
階段室の壁に楕円の開口を設 けました。
今までは大通りに面していた旅行代理店は 裏通りからのアクセスとなり、
2階がメインのフロアーとなります。
細長い空間を いくらかでも 広くしようということで、階段室に楕円形の開口部を
2ヶ所設けました。
細身の楕円とちょっと角度をもたせた小太りの楕円です。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
田中 宗一 (たなか そういち)
一級建築士(NO.95795)
オリジナルキッチン、天然素材のデザインリフォームのことなら、どんなことでもお気軽にご相談下さい。私が直接対応させていただきます。
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