保育ルームの作り方-40
森のなかま完 成
2月8日完成披露宴、テープカット、挨拶、歓談・・・。
走りに走った工事がようやく終わり、12日から園がスタートします。
設計・工事にかけたエネルギーが形を変え、続いていってほしいと思います。
鳥ベルの作者路川さんもレセプションに来てくれました。
少々手を加えたのですが、喜んでくれました、ホーッ。
森のなかま完 成
2月8日完成披露宴、テープカット、挨拶、歓談・・・。
走りに走った工事がようやく終わり、12日から園がスタートします。
設計・工事にかけたエネルギーが形を変え、続いていってほしいと思います。
鳥ベルの作者路川さんもレセプションに来てくれました。
少々手を加えたのですが、喜んでくれました、ホーッ。
鳥ベルの設置
遊具の塔の部分に設置する予定だったベル。
保育士の先生達の意見で、入り口のテントの下に下げることになりました。
設計の段階で想定していることが、実際に現場を運営する人たちの意向と
異なることが生じてきます。
当たり前といえば当たり前ですが・・・。
私にとっての関心事はアートを取り込むこと、
どこに というのは二義的といっても過言ではありません。
真鍮の鋳物で出来た鳥のベル、細いワイヤーで下げ、森の中を飛ぶ姿に
見立てました。
ベルにテグスで木の葉っぱを下げ 風鈴仕立て、リ~ン、リ~ン。
受付カウンターの設置・長縄さんの壁画を見る。
Rの脚と天板2枚をパーツで、運び現場で組み立てました。
床壁と隙間なく設置出来ました、素人にしては上出来・・・。
分かりよい印象を持ってもらうため、ツートーンカラーにしました。
園長がぜひRのデザインでと希望されたので、「木でR」は私のテーマのような
ところもあり、出来るかどうか少々不安もあったのですが・・・。
確かにRというのは、不思議なデザイン効果があります。
それを確認検証し、又 次の新たなRに向かって思いを巡らせたいですね。
受付カウン ター一応完成!!
二段式の受付カウンターがやっと出来上がりました。
計算通りにいった部分と、そうでない部分があります。
脚を 角度を持たせてカット、それをつなげていけばRの面が出来上がりますが、
設計通りのRとは行きませんでした。
微妙な角度のカットは、手持ちの道具では無理、
まあ 設計とちょっと違うRになっただけのこと・・・。
今日3日(日)は雪で大誤算、外での作業がベランダ下の狭いところ。
作業性があがりませんが、なんとかやりきりました。
受付カウンターを作る
閉じない大小の樽が、受け付けカウンターの脚。
2×4材の長手木口を、5°と 2°角度をつけて落とします。
それをビス止めすると平面Rの立体が出来上がります。
2種類のRと2種類の高さにより二段式のカウンターとなります。
受付へのアイキャッチャーとなるよう柿渋でツートンカラーとしました。
壁画
画家の長縄さんと娘さん2人が、壁画制作のチーム。
気心が知れて、遠慮が不要で共通の感性が下敷きとしてあるということが、
こうした作業では不可欠です。
素晴らしい個性と性格、自然な家族のつながり合いが
制作風景から伝わってきます。
長さ7Mの壁に、森での 動物たちの楽しい生活が描き始められました。
私は残念ながら最初の方だけ・・・、全体の絵は後日のお楽しみです。
長縄さんが森の主人公達を、
二人のスタッフは木々など 周りを描くという段取り。
壁画打合せ
柏在住の画家長縄さんに壁画を含め幾つかの絵をお願いしました。
銀座で個展をやったり、時にニューヨークでやったり。
彼女とは長い付き合いですが、本当に気楽に絵の仕事をしてくれます。
保育園には最適の人と言えると思います。
今日は下絵を関係者に見てもらい、内容などの確認をしました。
高いレベルの内容に一同、納得・感動。
本物が持つ力のなせる技です。
漆喰の壁
遊具が設置されて、壁に漆喰が塗られました。
あの独特のかおりを久方ぶりに嗅ぎました。
最近はケイ藻土の壁などが主流、
漆喰は少数派と言えるかも知れません。
漆喰は金ゴテで仕上げ、長縄さんが絵を描くための下地となります。
2回塗り、仕上げは少し水が引いてからしっかりコテで押さえ、平らな面を作ります。
長い経験で培われた技は、見ていて気持ちが良いものです。
建築しているという実感があります。
手技の代表は大工と左官でしょうか。
大工さんは多くの電動工具を使います。
左官屋さんは手一本です。
DIY最終回
1月に入り毎週末はDIYをやって来て、今日が最終回です。
家具の組み立てと塗装が主な作業でした。
このくらいの現場だと、100万くらいは塗装工事にかかると思いますが、
それを自分たちでやったわけです。
クリアー系の塗装は素人でも十分やれます。
作業に積極的に関わった経験は、
これからの施設運営にプラスに働くと思います。
特に木質のインテリアでは、棚をプラスしたりする 造作の追加など容易です。
森のなかまの園長さんとなる 関根常務が大活躍。
彼はムクの木を多用することを、始めから 強く希望されていました。
Rの壁を塗装無しで、との最終判断も彼が行いました。
私は木に触れていることが多いためか、木の香りをさほど意識しませんが、
園長は「木の香りがする」と、盛んにすると仰っていました。
遊具 の据え付け
大目玉の一つの遊具が搬入据え付けされました。
数個にパーツ化されたものを、エントランスや窓から何とか室内へ搬入。
現場に来ている人たち全ての手を借りての作業でした。
一日かかって据え付け完了。
素材感、木の香り、安全性、遊び心、施工性、コスト、あらゆることが
満足されなければなりません。
友人の家具屋さん(倉持工芸)はしっかり答えてくれました。
オーバーザレインボウ!!
まず子供達を迎えるのが、このオーバーザレインボウ。
雨の後太陽が出て、丘から虹が出ているの風景をデザイン化したものです。
あまり具体的にせず、ほどほどに抽象化しました。
聞かれたら、何でしょうね・・・、くらいに答えた方が楽しいですね、きっと。
モチーフに分かり易さと、ミステリアスな要素を取り混ぜるのが私の好みです。
子供達が、これは何だ・・・、これはあれだ・・・、と形や色に関心が
向かってくれたら・・・、うれしいです。
柿渋塗り
あと一回くらい塗ることになると思いますが、
今回の保育ルームでは、かなりの量を塗りました。
サンプルで色を決める、というようなタイプの塗装では無いような気がします。
いずれは、塗装屋さんにやってもらいたいと思っていますが、
未だに試行錯誤の段階、「色」をいろいろ探しているのが実情です。
上は、遊具のピアノ置き場に使われる引き戸。
2枚を同じ色とせず、少しだけ変えてみました。
この上にオイルを塗り、少し照りを出します。
柿渋の特徴は、最初の段階でも 塗り上げた という感じがしないこと、
新しさがあまり感じられないということです。
最初から落ち着き感があります。
大工工事ラスト2日
ずいぶんと長い間、工事をやって来たような感じがします。
大工工事は実質1ヶ月にもならないのですが、
思いが強い分だけ時間の量を実感するのでしょうか。
設計・見積・調整・契約・工事が綱渡りのようにつながりました。
時間がない中で、やるべきことをやり難しい納まりも、何とかクリアー。
かなりの労力をつぎ込んだことが多分長い時間に感じられるのでしょう。
エントランスとホールの天井化粧板は私がカット、
貼り付けは大工さんにお願いしました。
遊具の制作過程を見学
ロッカーの制作中に、一度施主サイドの方々に見てもらったのですが、
今回は遊具の見学です。
気がついたところを指摘してもらい制作に反映させます。
安全がチェックの最優先項目。
ノンスリップの設置と一部にテスリの追加、三角の開口にバーを一本、
後は問題なし、喜んでいただきました。
家具屋さんの仕事を、説明を受けながら見学すること自体が希なことですし、
友人の家具屋さんにしてみても、直に発注者の声を制作中に聞くというのは
そうあることではないと思います。
お互いに貴重な時間でした。
制作ものは、事前には図面とか 絵でしか 見れません。
出来てからイメージが違う!では、お互い困ります。
ボリューム感などの確認は、現物でなくてはなかなか出来るものではありません。
仕事のていねいさレベルの高さに一同関心。
これが現場に設置されると、さらに一段と輝くのではと期待・・・。
ボリュームと色の感じがピタッと来てくれれば・・・、拍手なのですが・・・。
DIY-4 テーブルを組み 立てる
一ヶ月以上も前から準備したテーブルの組み立てです。
数があるので型板を作り、雌ダボの位置を正確に出しダボを打ち込めば後はビス止め。
全てホームセンターで調達したものです。
事情があって、ここしばらく居間が寝室。
居間の天井は トップライトになっているので、お天気具合が一目瞭然。
それで今日の・・・天井からの様子だと・・・、ウムウム・・・もしかして雪・・・?
雪でした。それも生活に支障のないほどの小雪。
我が庭のサザンカ。
プロの仕事は気持ちいい!
工事を請け負っている椎名建設の加工場は、私のところから10分。
家具をお願いしている倉持工芸は、5分くらい。
コンサルタントの川村さんの家は10分。
地域で仕事が出来るありがたさは、関係者と近い位置にあるということです。
時間に都合がつけば、作業場に飛んでいけます。
会議室や事務所での打合せも もちろん必要ですが、
工事が始まると、現場や加工場、作業場での打合せも合理的・・・。
材料を見ながら、機械を見ながら、決めていくことが出来ます。
テーブルトップの着色
テーブルトップは厚さ3cmの集成材。
原板が結構な重さで、運ぶのが一苦労でした。
それに 正確な形にカットするのも、神経を使いました。
というのも 組み合わせて使うため、精度が必要となるからです。
3種類のカラーリング、黄色系、オレンジ系、茶系を想定。
顔料入りの柿渋で着色し、オイル拭きの仕上げとします。
トイレのブー スを作る
Rの壁は、ツーバイ材をダブルで使いました。
子供達のトイレの壁は、同じツーバイ材をシングルで使います。
木口から長いビスで止めていくのですが、大工さんが気を利かせて
実(板の木口に溝を入れ薄い板を入れる)を入れてくれていました。
木がすいても(無垢材は必ずやせますから)これならOKです。
うれしい配慮をしてくれました。
これで子供達のトイレは、木に囲まれた気持ちよいところとなるでしょう。
照明の光が木に反射して、ぬくもりのある明るさが期待できます。
清潔感を重視したきれい・・、でも 冷たい感じのトイレが一般的・・・。
子供達のお気に入りの場になってくれると、良いのですが。
DIY-3
DIY3回目の今日はベンチと棚板のクリアー塗装。
ほぼ出来上がった 0歳児室が我々の作業場です。
塗り上がったベンチに腰を掛け満足の様子のDIYメンバー。
枠などの塗装は次回にやることにして、3時頃に作業完了しました。
Rの壁に開口
Rの壁に開口を設ける方法を いろいろ考えたのですが、
枠の納まりを建具屋さんも交えて決めてから ノコでおとしました。
原始的なやり方で、ログハウスで行われるのと同じです。
これに内側からドア枠を、取り付けます。
あくまで ダブルの板壁の断面を見せることに、こだわりました。
一日、柿渋塗 り
ロッカーが21台、それに使う棚板の総数126枚。
赤系、黄色系、茶系、黒系で色を作り6時間ほどかかって塗り上げました。
柿渋は乾きが早いので助かりますが、問題はその置き場所。
台をあっちこっちに作り、やり繰りしました。
関係者集う
目玉のRの壁がおおむね出来上がり、水回りの細かい間仕切りをつくる段階、
工事は中盤を過ぎ大詰めに入ろうとしています。
幾つかの面倒な建具があります。
採寸に来た建具屋さんと大工さん、監督を交え、打ち合わせました。
打合せは午前中一杯かかりました。
Rの壁はクリアー塗装の予定でしたが、せっかくの木の香りを活かしたいとの
担当者の強い意向で、生のままで行くことに・・・。
Rの壁 を作る
このやり方によるRの壁は3度目。
今回は、幾つかのRを組み合わせた 少し複雑な造形となります。
水回りのスペースをRの壁が囲い込み、
ボリューム感のある一画が出来上がります。
インテリアの特徴を決定づける、一番の要素となります。
床と天井に持たせ、板同士をビス止めしていきます。
小さなRは幅の狭い材を、大きめのRは幅広の材を使います。
DIT-2
二日目の今日はサンダーがけとクリアー塗装。
荒切りしてあるテーブルトップの木口をサンダーで整えます。
次のステップは、これにカラーリングして、脚をセット。
DIY-1
2008年の仕事始めは、DIYでのスタートです。
この森のなかまでは家具5点と、木部の塗装工事が施主側工事。
施主サイドから1人、コンサルの川村さん、そして設計者の私の3人が
今日のメンバーです。
工事再開は7日の月曜日から、その前に 工事の邪魔にならないうちに
出来るとことをやろう というわけです。
0歳児室の仕切りのフレームの塗装。
一人の方は初体験とのことですが、やれば立派に出来ます。
ベンチづくり-3
パーツを完成、数珠つなぎにしてベンチの出来上がり
2日・3日の二日で13ヶのパーツの完成。
カラーリングが 思っていた柿渋の効果が出ず、手こずりました。
どうも、ノコ目のテクスチャーと、超仕上げのそれでは
柿渋の吸収の違いか、色の出方が異なるようです。
以前、原液を杉の 貫板 に塗ったときは良い感じになったのですが・・・・。
今回はそれを再現できませんでした。
悩んで、顔料入りの強い色を再度上塗りしまいた。
これが全体像。
暗くならないうちに、完成したパーツを撮影しました。
今日中には何とかなりそうなので、ほっ~。
白っぽいパーツにロープが通り、締め付けられて一体となります。
ベンチづくり-2 元旦の書き初め
2008年1月一日。
6時ちょっと前に目が覚めました。
最近は早く目が覚めることが多く、
ベッドの中であれこれ考える習慣が身に着いてきました。
真っ暗なうちに起き出すというのも、
夏だったらまだしも、冬はちょっとだけ抵抗が・・。
グズグズしているこの時がなかなか貴重。
いろいろと、思いがまとまることに気が着いたのです。
4日のグループ展のこともあり、
元旦の今日中にベンチの塗装(加色)をしなくてはなりません。
何日も前から思い悩んでいて、アイデアは点滅するのですが・・・、
決定打が出ません・・・。
現物を前にして塗料を並べて・・・、エイヤーしか無いか!!
ベンチづくり-1
ホールに置かれ、主にお母さん達が座ることを想定しています。
長居する場所でもないため、楽しさ重視のデザインです。
施設の導入部分、食事で言えば前菜、
オーバーザレインボウの建具や長縄さんの壁画と
バランスを取りつつ、デザイン的主張も持っていること・・・。
13のユニットによって構成され、ロープにより一体化、
水性のペイントと柿渋により加色されます。
スライドノコをゲット!
図体も大きいし、安くないし、でも長年 欲しい、欲しい、と思っていた道具。
同寸のものが いくつも切れる。
タテ ヨコ自由に角度を決めて、切ることが出来る。
大工さんが現場で、枠などの切断に使っているものです。
箱を正確に作るなどのルーティンワークは朝飯前。
直角以外の好きな角度でのカットで、制作の巾がうんと広がります。
取りあえずは保育ルームのホールに置くベンチを創るのですが、
実は、それを正月4日展覧会に出品する予定なのです。
今年の年末年始はベンチづくりとなりそう・・・です。
家具屋さん見学
お施主さんが柏に打合せに見えているので、
友人の家具屋さんを紹介かたがた、工場を案内しました。
R型の腰を作る
エントランス・ホール、下の部分はOSB(木片を接着・圧縮したボード)
上の部分は漆喰を塗り、知り合いの絵描きさんに壁画にしてもらいます。
柿渋塗り
子供達の村は、ハウス型のロッカーとベンチで仕切られます。
その家具は友人の家具屋さんが作っているのですが、
背板のカラーリングは私の仕事。
赤、黄、茶、黒を色の軸にした顔料入りの柿渋塗りです。
26枚のパネルを塗装して 家具屋さんに持って行き、
他のパーツと合わせて組み立てられます。
これはベンチの背板。
ベンチはハウスに比べ強く、濃い色にしています。
家具は丸、三角、四角のモチーフでデザイン。
カラーリングが最終的に空間の質を決めます。
好みの色と空間とのバランス、そして色が子供達の心理に与える働きなどを
あれこれ思い描きながら、色を作っていきます。
背板以外はパインの生地仕上げ、全体にクリアーを掛けて仕上げます。
モクモク(木 木)のインテリア
木を多用するという要望に対して、提案してきたのが
パイン系のツーバイ材を主材にということです。
白っぽい木肌、適当な節、コスト・・・。
何年も使っていますが、とても便利な材です。
床、壁、造作、家具あらゆるところに使います。
住まいや店舗、子供達の学校を含めた施設・・・・、
多くの空間的環境での重要な役割は、気持ちよく
リラックス出来る場であることです。
十分な設計は必要ですが、高級材の使用は場合によってはマイナスに
働いてしまうことがあります、・・・と思います。
GL屋さんがていねいにボード貼りをしています。
0歳児室の間仕切りもツーバイ材(2×6)上はガラスで、下はOSB。
配線、配管が施され天井が貼り上がると、いよいよ目玉のRの壁づくり。
床暖の段取りをす る。
床暖は必須とあって、2種類のシステムで検討しました。
イニシャルコストは良い勝負でしたが、工期的に電気式のものに決定。
写真は12mmの断熱材、床暖の下に敷き込みます。
それ以外は合板12mmを貼ります。
テーブルを作る。
ジョイフル本田で材料を調達、カットは私がやり脚の設置や仕上げは
施主サイドの担当の方にやっていただく・・・・。
施主参加型は、我が事務所の普通のやり方になってしまいました。
しんどいところもありますが、メリットもいっぱいあります。
何よりも素敵なのは、気持ちよく作業に参加してくださることです。
丸テーブルが8台、三角テーブルが6台。
材が重く車への積み下ろしが一苦労でした。
コンピューターで原寸を書き、薄ベニアにおとして型板を作ります。
両方とも組み合わせて使うため、精度が要求されます(これが素人には厳しい)。
土日使って現場で作業します・・・、楽しみ・・・!?。
テーブル以外にも3点ほどのノルマが・・・!!。
床下地・天井下地完了。
天井の下地をいつまでに作れるか・・・監督から何度も出た言葉。
それが出来て、電気配線やAC・換気のダクトの作業をすすめることが出来ます。
天井が貼れ、床に仕上げ材が貼れれば、間仕切りにすすめます。
床を作る 、天井を作る・・・。
現場の楽しみは 近くに食い物屋さんを見つけること、それも定食屋がうれしい。
職人さん達が、見つけたお店を 教えてくれました。
監督の横江さんと設備屋さんと一緒に昼食。
工事スタート 、まずは壊しから。
設計も 見積も そして工事も 短期間、それも正月を挟んでの工期・・・・。
綱渡りのような スケジュールを経て、何とか工事スタートです。
以前のくるみ館という保育施設の仕事をお願いした建築会社に
今回も施工の依頼をすることになりました。
施主にしてみれば、何社かの相見積が望ましいと言うことになるのでしょうが、
厳しいスケジュール今回のような場合には、特命でお願いするしかありません。
工事金額が確定していない段階で、工事の段取りをしなくては予定期日までに
完成しそうにありません。
設計上も未確定の部分が残っています・・・。
様々なことがトラブル無く平行で進み、お互いがうまくかみ合うことで初めて
成り立つことです。
かなりの設計変更を行い、金額的に歩み寄れて無事工事契約がなされました。
現場の方は、すでに見切り発車していました。
家具を試作する
年齢別に子供たちの場が 構成されるのですが、
その仕切りを ロッカーとベンチで行う設計になっています。
ロッカーの数は22ヶ、大きな要素失敗は許されません。
収納部分は可動棚で、棚板はシナベニアの5.5mm。
ルーターで6mmの溝を作り、棚板が差し込まれます。
何年か前に子供たちの施設を作った縁で、
保育ルームの設計に又関われることになりました。
園名は 森のなかま
木をふんだんに使った環境を子供たちに、ということでつけた名前だと思います。
保育ルームは、小さな子供たちが家庭をはなれて、最初に関わる社会です。
デザインや、色彩について 子供たちに大きな影響を与える場となるはずです。
どんなところで過ごしたい?と子供たちに聞くことが出来ません。
私たち大人が良かれと想定して、場を作り、
そこでの子供たちの行動を観察するしかありません。
田中 宗一 (たなか そういち)
一級建築士(NO.95795)
オリジナルキッチン、天然素材のデザインリフォームのことなら、どんなことでもお気軽にご相談下さい。私が直接対応させていただきます。
詳しいプロフィールはこちら
一級建築士事務所游工房
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