おばあちゃんが椅子に座る
一応の完成から、なんだかんだで一ヶ月近くが過ぎました。
DIYで細々としたことを土日でやり、最後がおばあちゃんの椅子制作。
今日もデイサービスに出かけるということで、
その前に座ってもらい写真を撮りました。
春になり暖かくなったらここに座って外の空気に触れてもらいたいものです。
お母さんになにやら楽しげに目で話しかけている・・・、親孝行なAさん。
一応の完成から、なんだかんだで一ヶ月近くが過ぎました。
DIYで細々としたことを土日でやり、最後がおばあちゃんの椅子制作。
今日もデイサービスに出かけるということで、
その前に座ってもらい写真を撮りました。
春になり暖かくなったらここに座って外の空気に触れてもらいたいものです。
お母さんになにやら楽しげに目で話しかけている・・・、親孝行なAさん。
Aビルのファッサードが出来上がり、そこに置くおばあちゃん
(Aさんのお母さん)の椅子を作りました。
週3日デイサービスに行かれるそうですが、
とても楽しみで早くからポーチに出て迎えの車を待っているそうです。
私の義理の母も同じようにデイサービスをとても楽しみにしています。
そんな話を伺ってぜひおばあちゃんの椅子を作ろうと思ったのです。
サンディングと塗装までは出来ませんでしたが、
写真に撮れるくらいまでにはなりました。
車庫を事務所に使えるようにするため、取りあえずドアを付けてという依頼で
工事はスタートしたのですが、
単なる仕切りだけというわけにもいかず、
インテリアの仕上げまで工事は及びました。
壁の仕上げ工事は施主と手伝いの女性と私とでDIYによるものでした。
テーブルと入口の沓刷りは私の制作・施工です。
接客コーナーには鉄骨の柱を利用したテーブルをおきました。
壁の仕上げ-1
フロントの工事に派生した2ヶ所の壁の仕上げをDIYでやることになりました。
入口の右手の壁はピンUP出来るように(柔らかい)桐の集成材を貼りました。
多分柿渋ののりがよいだろうと思ったのと、安いというのも選んだ理由です。
これまでの経験で下地材のようなどちらかというと、
柔く安い材が柿渋と相性が良いのです。
Sさんは次にリフォームを予定されている方ですが、
住まいづくりの参考に見学に来てもらい、
ちゃっかり手伝いをお願いしました。
照明の設置と壁の仕上げ。
工事は終わりましたが、場づくりが終わったわけではありません。
Aさんの計画では ドアだけ作るつもりだったようですが、
現実にはそう言うわけにはいかず、壁も仕上げ
照明も下げ、事務所の体をなす作業をDIYでやり始めました。
今日は先ず照明を下げ、壁に手漉きの紙を貼り始めました。
それはドーナツ?
いいえ、照明器具のセェード(カバー)です。
Aビルのファッサードは出来上がりましたが、
インテリアの方も少し手を入れることになりそうです。
壁を仕上げたり、什器や家具を準備すれば素晴らしい事務所となります。
これは接客コーナーに下げるペンダントのセェード、
光が入るとなかなかのものなのです。
Rのトビラを設置する
正月中どうやって作ろうか考えた甲斐があり、うまく出来上がりました。
初めてのことのようですが、初物は意外とうまくいくものです。
持てる力を全て出し切るのですね。
10時半から終わったのが3時半・・・。
職人魂には頭が下がります・・・。
本当にご苦労さまでした。
コーキング
左官や塗装もそうですが、コーキング工事の大半はテープ貼りに費やされる
といっても差し支えないほどです。
大きなガラスにすればその分少なくて済みますが、
今回はかなりの量です。
プロが効率的にスピーディーにテープを貼ろうとすると
このような風景になります。
ペアガラスをはめる。
ファッサードは西に面していて、夏は強い日差しを受けます。
最初は熱線反射ガラスにする予定でしたが、
中がうかがい知れる方が良いと言うことで、
クリアーガラスにしました。
3Mの高さがありガラスが5mm、一番重いガラスは27Kgあるとのことでした。
幅は全て異なるため寸法を確認しながら設置しました。
「木の葉のガラス」を持って建具屋さんを訪ねる。
昨日できてきた木の葉のガラスを持って、泉川さんを訪ねました。
荒川沖のジョイフル本田の近くにあります。
久しぶりにこちらに来ましたが、6号線がすっかりきれいに整備され、
天気も良く、仕事を兼ねた楽しい半日でした。
素晴らしい仕事をする泉川さんですが、
家族の皆さんも親しめる方達でした。
仕事の背後に感じられる ハッピーな家族の姿に触れることが出来ました。
トビラに嵌め込む木の葉のガラスが出来上がり、作家の志野さんが届けてくれました。
大小のガラスの葉っぱが5枚、一枚だけ色を加えてもらいました。
形と厚さが一定ではありません。
それは良いのですが、少々ねじれています。
建具屋さんは、嵌め込むのに少し苦労するでしょう。
ハンドメイドの魅力を、ドアを開けるたびに感じてもらえるのではないか・・・、
設計者の期待するところです。
ルーバーを取り付ける。
6色ほどの色に塗り分けたバーを 順番を決めて 貼りました。
今回の目地間は6mm。
入口に対して直角に貼るため目地を大きくすると、
天井裏が見えてしまうからです。
入口に対して平行に貼るのが私流なのですが・・・、
今回はRにカットするため、この貼り方が多分正解です。
木製サッシュを建て込む。
昨日今日で木製のサッシュと外部の床が大体出来てきました。
まるく組んでいくというのはなかなか難しいところがあります。
ちょっとした角度のずれで、形が崩れていきます。
嵌め込むガラスがペアガラスのため、寸法はしっかりと守らねばなりません。
とにかくガラスが無事嵌め込まれように、
ということを最優先にフレームの組み立てをおこないました。
柿渋塗り
我がデザインの定番ともいうべきルーバーをAビルでも使います。
今日は椎名建設の作業場でそのルーバーの柿渋塗りと
取っ手のサンダーがけをやりました。
木製のサッシュ越しに天井のルーバーが見えます。
スモーク材のルーバーは焦げ茶、それとの対比を考えて
黄色っぽい色を中心に茶系、赤系のカラーリングとしました。
床を貼る 。
レベル調整したコンクリートの床に、直に板をビス止めします。
ドリルで下穴を開け、コンクリート用のビスを使います。
スモークされた材は加色する必要がありませんが、
ワックスは塗った方が良さそうです。
Aさんと私とでやることになりそう・・・。
広くないので楽な作業です。
又、又、丸のデザイン。
Rは実に便利で重宝するデザインのモチーフです。
直線や直角では処理できないことがRを使うことで解決することがあります。
ほとんどの造形は直線と直角によって作られますが、
そんな中にRが挿入されると場が優しく、面白く、楽しくなるように思います。
又、多くの建物の外部は堅い無機質の材で仕上げられますが、
そんなところに木が持ち込まれると、雰囲気が和みます。
みんな木が好きなのです。
人を引きつける力を持っているのですね。
田中 宗一 (たなか そういち)
一級建築士(NO.95795)
オリジナルキッチン、天然素材のデザインリフォームのことなら、どんなことでもお気軽にご相談下さい。私が直接対応させていただきます。
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