伊豆・箱根旅行-2
新と旧 ポーラ美術館と箱根フジヤホテル
ポーラ美術館で開催中のアンリ ルソー展を霧雨の中見に行きました。
先ず驚いたのが、屋根付きの駐車場、オープンエアーのものもありましたが、
斜面に分散させ自然と融合する形を取っていました。
新と旧 ポーラ美術館と箱根フジヤホテル
ポーラ美術館で開催中のアンリ ルソー展を霧雨の中見に行きました。
先ず驚いたのが、屋根付きの駐車場、オープンエアーのものもありましたが、
斜面に分散させ自然と融合する形を取っていました。
長八美術館へ行く。
26年前と言えば、方々で美術館が作られていた頃かも知れませんネ。
地方にはさまざまな美術館があると思いますが、この鏝絵の名人入江長八
を主題にしたようなものはかなり珍しい部類に入るのではないかと思います。
漆喰を使ってレリーフ状の絵を描くというか作るというか、平面から立体まで
その技術には驚かされます。
左官の技による作品が、左官づくしの建築の中に展示されています。
三日目も天気に恵まれ、海抜2600Mの千畳敷カイルへ行ってきました。
ここへのロープウェーは日本で一番の高低差を誇るとのことです。
瞬く間に雪の残る世界へ気楽に行けますが、頭がフーッとなりました。
あとで思うに気圧差のせいですね、要注意です。
夏には一面の花畑になるそうです。
登山スタイルの人からヒール履きの軽装の人まで様々。
遠くに富士山がかすかに見えました。
今回は1日目が善光寺と二軒のSHOP訪問、二日目がクラフトフェアー、
ラストが駒ヶ岳千畳敷カイルというスケジュールです。
今回もお天気に恵まれました。
知り合いの作家さんが何人か出店しています。
新たな出会いもありました。
毎年12月、父の命日のころに京都の東本願寺にお参りに行きます。
兄弟が京都駅でお昼に集合し、そこから歩いて本願寺へ。
集合前の時間を利用して、初めてスカイウォークを歩いてみました。
さすがに人影は少なく、ガラス拭きの作業の人が巨大な加工物と不思議な
コントラストをなしていました。
仙台の奥座敷といわれる秋保温泉、駅より車で35分でした。
なかなか上品な好感が持てる宿でした。
部屋も3室あってゆったり。
温泉ホテル特有の過剰感がないのが良いですね。
大浴場は太い木組のつくりでとても落ち着ける雰囲気があります。
風呂場に木をこれだけ大胆に使うとはたいした度胸・・・です。
築十数年とのことですが、2ヶ所ほど気になるところがありましたが、
そのほかは状態は悪くありません。
看板商品に対する 経営者の妥協のない姿勢が感じられます。
新幹線好きの孫一家とこの週末 新幹線基地祭りに行ってきました。
仙台の郊外に広大な専用の工場があります。
その広さ3.5K×260M。
年に一度新幹線マニアのために基地を開放するのです。
25周年記念ということでした。
ここは修理などを主に行うらしいのですが、縫製工場まであるのには
驚きました。
日曜の夜 もう一泊して、月曜日に帰路につきました。
多分混んでいるだろうし、
夜にただ運転して戻るのもつまらないですから・・・ね。
朝食は諏訪のSAで、湖を眺めながら。
対岸には見覚えのあるアルミのバナナのような建物。
聞けば美術館だそうです・・・、そういえばそうだった・・・かすかな記憶。
食事をしながら寄り道の検討、2~3時間は遊べそうなので。
すぐ近く レストランから見えるところにガラス美術館があり、
ガラス製作が体験できる案内が読めました。
そこへいくことに話がまとまりました。
諏訪神社も行きたかったのですが、別の機会に・・・。
福井から4時間ほどで駒ヶ根に到着。
ランチの前に2会場のうちのひとつを大体見ることが出来ました。
私がチェックするのは木工関係、金属関係、刃物関係です。
300ほどの出店らしいのですが、今年も2・3の出会いがありました。
毎年6月の始めに、駒ヶ根のクラフトフェスに行きます。
今回は一日早く出て、私の故郷福井県に寄って母にあってから
駒ヶ根に向かう計画です。
関が原の辺りから小雨が降り出し、
北陸道はどんよりとした いかにも北陸を思わせる空模様。
ただ山並みが小雨に煙って、美しいグラゼーションを見せてくれました。
宿で教えてもらったのが「はつ花」 そば屋です、
ソバに異存ありません・・・、お昼はそこで食べました。
帰りは東名とは別のルートの「小田原厚木有料道路」にしました。
彫刻の森から帰路についたのですが、
その店は途中の箱根湯本にありました。
いかにも旅情を誘うデザイン、そして繁盛していました。
川沿いに 豊かな表情でたたずんでいました。
やはりこのようなデザインが人を引きつけるのですね。
モダニズムは 味気がなく、
記憶の中の建築にまつわるストーリーとつながってこない・・・のですね。
こうした繁盛店を見ていると 本当に考えさせられます。
人を引きつけるというのは何なんだろうと・・・。
知り合いから箱根ハーベストクラブのチケットをもらったこともあり、
仕事抜きの小さな旅行を2泊三日で楽しんできました。
先日Hさんからいただいたカードの写真が気になって、問い合わせたところ偶然にも箱根
ガラスの森美術館の建物とのことでした。
イギリスかフランス当たりの古い建物で、日本にあるものだとは思わなかったのです。
それだけの予備知識で訪れました。
コッツウォールズかどこかの古い村をモデルにしたように思われますが、
しっかりと作られていて、見応えがあり楽しめました。
紅葉がまだ見れました。
東福寺は紅葉で有名だそうです。
何とかという時代劇のロケ地としてもよく使われるそうです。
紅葉のピークは過ぎましたが、いくらか残っていて楽しめました。
2泊三日
これまでは一泊の強行軍だったので、今回は2泊する計画を立てました。
3度目ともなると、多少事情が分かってきます。
宿は「こまゆき壮」、フェスの会場まで歩ける距離です。
雪をたたえた中央アルプスが望めるところに、会場は位置しています。
清春芸術村
以前にも、玄関先まで来たのに時間切れで入れなかった施設です。
別件で近くまで来て偶然に目にした建物、
そのユニークな造形が記憶の中にとどまっていました。
駒ヶ根に行く途中に、ついでに・・と、軽い気持ちで訪れたのですが
なかなか素晴らしいところでした。
この非日本的なる建築は、原型がパリにあり、
若き日のシャガールやスーチン、モジリアーニなどが住み
制作に励んだところ・・・。
それを模して 建て、若きアーティスト達の制作の場としているそうです。
京都駅・東本願 寺・泉涌寺
いつも兄弟が集合するのは、京都駅大エスカレータの下辺り。
今回初めて、この巨大な名建築を探訪しました。
エスカレーターで行く最上階のミラドールから東山(?)が見れるのです。
スパー建築と山々の対比が楽しい。
いつ来ても京都駅はすごい、と思いますね。
多分、東京ではあり得ない建築のように思われるのです。
アグレッシブで、ある意味とても現実的で、大胆で、過剰で・・・。
非常に複雑かつ多様なデザイン、又それに対応するだけの言葉が
発せられ、書かれ、写され・・・。
この巨大なデザインの固まりが一人の建築家のイマジネーションから出たと思うと
その才能に驚かざるを得ません。
このレベルで、個人のデザインの嗜好性が強く展開されるというのは
この国では少ないように思います。
システムや組織やスタンダードといった個人を離れたもので デザインされるのが
このスケールでは多いと思うのですが・・・。
そういう意味で素晴らしい。
こういう建築のあり方は好きです。
設計はメチャメチャ大変だったでしょうね。
関西はたとえるならばメーカー、東京は商社・・・と、言われます。
それが この建築に 見事に現れているような気がします。
‘再会’
ホテルでインフォメーションをチェックしていると、
ピンと来るDMに出会いました。
それは、設計から藍染め作家になった大学時代 世話になった先輩のもの。
作品はなにかの折に見たことがありましたし、
那須にアトリエを構えていると 人づてに聞いていましたが、
DMで記憶が蘇りました。
35年ぶりの再会でした。
那須の地は幹線からちょっと 内に入っていくと、素晴らしい風景に出会えます。
先輩(渡辺 興さん)のアトリエは、絵のような環境の中にありました。
森と林と田と畑が 醜い人工物でけがされることなく、存在しているのです。
彼は今、作家活動の比重を少なくして
那須の環境問題(美化・ゴミ)に関わっているとのことでした。
私たちの日頃 目にするものに比べ、
こうした風景は奇跡のようです。
ものを作る人間として、最低醜いものは作らないという
覚悟を持たなくては、と思います。
姪の結婚式が故郷の福井であり、車で兄と一緒に帰ってきました。
いつもは東名から米原で北陸道に入るのですが、
今回は中央道を使い飛騨地方経由を選びました。
一部一般道を走るのですが、
高山で立派な民家(と言っても名主の住宅)に出会い、見学しました。
国指定重要文化財ー荒川家住宅ーです。
OMで有名な奥村先生の本で、この地方の養蚕農家のことを読んだことがあります。
とてもきれいな形です。
何と言っても特徴はその屋根。
今回 初めて知ったのですが、屋根はくるみの板で葺かれていて、
それが風で飛ばされないために
丸太を敷き 石を重しとして 置いているとのことです。
石が滑らない角度(32/100)が、この美しいプロポーション
を造り上げたというわけです。
5月の連休の頃からいろいろなところでクラフト関係のお祭りが始まります。去年は松本のクラフトフェアーにいきました。 今年は駒ヶ根の‘杜の市’に行って来ました。
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田中 宗一 (たなか そういち)
一級建築士(NO.95795)
オリジナルキッチン、天然素材のデザインリフォームのことなら、どんなことでもお気軽にご相談下さい。私が直接対応させていただきます。
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