いよいよチョコショップの工事が始まります。
2・3日前からスタートしたのですが、電話やＬＡＮ、ＣＡＴの配線、
電気の配線工事が先行して行われました。
その前には、給排水の配管工事もなされました。
そして、木工事です。
躯体の補強工事や不必要な壁の撤去そして窓ふさぎ・・・。
狭いスペース自体はマイナス要因ではありません。
逆に、親密でなじみよいスケール感を作ることが出来ます。
それにしても、気になる小壁があり柱を「現し」にしたいと 思っていました。
耐力壁ではないようなので、柱を見せることにしました。
この柱は、きっとこの空間の中で 非常に効果的な存在となるような気がします。
大きな空間の中ではそれほどではないにしても
この空間ではバランスの良いサイズです。
床から柱が立ち上がっていればよいのですが、
足下の基礎と土台を何とかしなければ・・・。
またまた、アートな表現に取り組まねばなりません。
改装はこうしたことがよくあるため、時として意外な展開が生じます。
そこが面白い と言えば面白いところ・・・です。
今日は、午後から枠や細かいところの納まりを監督と大工さんとで
しっかり打合せしました。
施主さんとはカウンターと吊り戸棚の高さ関係の確認をしました。
旅行業務は工事中も継続していますが、常に現場に施主さんがいるため
打合せや確認を入念に行うことが出来ます。
コメント (4)
田中さん
いよいよ始まりますね！
真っ白なカンヴァスに絵を描くようにワクワクされていますか？
私には躯体だけになってしまったお店が、なんだか痛々しくて・どうなっちゃうんだろう～？？とやや心配。（失礼！）
設計士さんと言うのは、紙の上で（最近はＰＣで？）設計をする人かと勝手に思っていましたが、田中さんに関してはかなり違うようですね。
それぞれの作品は、田中さんの『アート』であり、どこかしらに必ず、田中さんやいろいろな方々の『心意気！』を感じます。
スゴイワッ！
アンドロメダ星雲のようなステンドグラスの窓・おまけに天使も浮遊・・・そしてマンボウ？・・このチョコレートshopは、不思議な小宇宙になりそうですね。
この異次元空間の中で主役はやっぱりお客様。
ふと入りたくなるような・・又入りたくなるような・・
心地良い時間が流れるそんなお店になると良いですね。
楽しみにしていますよ♪
投稿者:Kei.S. |2008年11月07日 10:27
Ｋさん
いつも素晴らしいコメントありがとうございます。
本当にお客様が主役です。
デザイナーが主役になってはいけません。
頭ではそう思っています、難しいところです。
お客様が楽しめる言うことは、結果として作り手が作ることを通じて楽しむと言うことのようにも思えます。
お客様もオーナーも施工者もデザイナーもイコールであることが望ましいことです。
施工をお願いしているのは椎名建設ですが、
これまで、やって来た工事はどれも気持ちの良い現場でした。
やることをきっちりやり、手順を踏み正当な形で施工する会社、又この人達と仕事をしたいと思い声を掛けます。
仕事においては 大工さんに、建具屋さんに、左官屋さんに
ヒーローになってもらいたいと思っています。
個性のある職人さん達は、引出の中にいっぱい技を持っているのです。
私だけでは何も出来ませんからね・・・。
多くのエネルギーと真摯な思いがないと、結果 お客様に受け入れられるものは出来ないです。
私の場合は、実際にものを作り 直にお客様にさらすことで作る緊張感を課しているのです。
それだけ、お施主さんに恵まれているということかも知れませんね。
絶対に後悔させない、と言う気持ちは強くあります。
作ると言うことは楽しいことです。
投稿者:田中 |2008年11月07日 23:09
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