姪の結婚式が故郷の福井であり、車で兄と一緒に帰ってきました。
いつもは東名から米原で北陸道に入るのですが、
今回は中央道を使い飛騨地方経由を選びました。
一部一般道を走るのですが、
高山で立派な民家(と言っても名主の住宅)に出会い、見学しました。
国指定重要文化財ー荒川家住宅ーです。
OMで有名な奥村先生の本で、この地方の養蚕農家のことを読んだことがあります。
とてもきれいな形です。
何と言っても特徴はその屋根。
今回 初めて知ったのですが、屋根はくるみの板で葺かれていて、
それが風で飛ばされないために
丸太を敷き 石を重しとして 置いているとのことです。
石が滑らない角度(32/100)が、この美しいプロポーション
を造り上げたというわけです。
屋根を小屋裏から見るとこんな風です。
くるみ材が使われていますが、一般の農家は別の材で葺いたのではないでしょうか。
今もくるみは、家具材として使われる高級材、当時だってきっと高価だったのでは・・・・。
かなり大きな小屋裏、私の実家でもかっては蚕を飼っていました。
これほどの規模ではありませんが、蚕がいた当時を思い出しました。
建物の妻側にベランダのようなものが設けてあり、搬出入に使われました。
雨仕舞が興味あるところ、雨の日に来てみたいです。
荒々しい大屋根にくらべ、繊細な数寄屋を思わせる下屋のデザイン。
そのコントラストが絶妙。
地方によりとても美しい民家があります。
何カ所か記憶に残っているところがあるのですが、
ぜひその美しさの背景を学びたいと思います。
コメント (2)
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