毎年6月の始めに、駒ヶ根のクラフトフェスに行きます。
今回は一日早く出て、私の故郷福井県に寄って母にあってから
駒ヶ根に向かう計画です。
関が原の辺りから小雨が降り出し、
北陸道はどんよりとした いかにも北陸を思わせる空模様。
ただ山並みが小雨に煙って、美しいグラゼーションを見せてくれました。
柏から6時間ほどで福井県の鯖江着、かなり良いペースです。
越前は蕎麦処、以前に家族で来たことのある聴琴閣
というお蕎麦屋さんへランチに向かいました。
(蕎麦屋さんを設計中につき、いろいろ見ておこうというわけです。)
古い旧家をそのままお蕎麦屋さんにしているのですが、
門といい、庭といい、建物にいたるまでなかなかのもの、
見ごたえは十分あります。
加奈は暖かい掛けそば、私は天ぷらそば〆て 2000円。
そばは黒っぽい田舎風蕎麦、私のベストの「矢打ち」に近い味でした。
歴史的、民俗学的に見れば非常に価値の高い建物だと思いますが、
店舗としての適正については、なかなか難しいところがあるように
思います。
観光的側面を強くアピールしていくのが常道なのでしょう、きっと。
古き部分の存在感が強いため、モダンなデザインの要素を
加えることがきっと難しいのでしょうね。
どうしても保存する方向での使い方となり、
大胆なデザインへと変身することが なかなか出来ません。
どこかにそのような実例があるとは思いますが、
いまだ出会っていません、今後の楽しみです。
蕎麦を食べた後は、こちらに住んでいる姉を尋ね、
そこの倉庫を物色させてもらいました。
古いタンスや面白そうな 雑雑としたものがあるのです。
今回は、タンスの引き出しだけ8ヶいただくことに・・・、
そのうち改めていただきに来ることに・・・。
夜は90歳を過ぎた母が居る実家で、夕食をご馳走になります。
明日の朝早く、今度は駒ヶ根に向かいます。
コメント (1)
replica hermes picotin 千葉県柏市の設計事務所|游工房 Blog 私の家づくり|駒ヶ根行-1
投稿者:hermes ties fake |2013年09月30日 23:47