建具屋さんが入ってきて、工事もいよいよ終盤です。
下の写真を撮ったときに白の空間は人が引き立つと言うことを再確認しました。
白を基調にしたインテリアを早くから想定はしていましたが、Rの板壁のし上げ
は、実は最後の最後まで「柿渋でいこうかどうか」で、悩んだのです。
毎回何らかの試みをしていますが、今回は廊下に面しての洗濯コーナーの
R壁に設置する4枚の折戸。
巾350mm程のトビラをRに沿わせて付けるのですが、建具屋さんが特殊な
金物を見つけて上手く納めてくれました。
普通折れ戸は上下にレールを入れるのですが、Rのためそうはいかないのです。
開けたときに2枚一組のトビラが折りたたまれて壁に沿うようにする金物が
あるのです。
面倒な注文を付けても何とか答を見つけてくれる建具屋さんです。
探求心があり、面倒で難しそうな課題が苦にならないのですね。
前回の現場もそうでしたが、この工事会社(椎名建設)の監督さんは
ちょっとしたこまい仕事を自らこなします。
車には工具を山のように積んでいて、職人さんを呼ぶまでもない小さな仕事を
やっつけてしいます。
今日は、階段をひろげたために生じた段差を左官で処理していました。