T邸ではベッド制作まで業務範囲。
インテリアに合い、収納付きのものを設計の段階で提案しやることになりました。
こだわりすぎと言えばそうなんですが、市販品でこれと言ったものがなかなか
見あたらないというのも制作の大きな理由です。
梅雨の時期にもかかわらず、運良く2日続けての晴天、
お陰で何とか2台分のパーツを作ることが出来ました。
間柱材の杉を4枚剥いでパネルをつくり柿渋を塗ります。
組み立ては現場で行います。
上蓋式で内部は二つに仕切られた収納、ベッド゙マットは二つに折れるタイプ。
カビが生えないように通気用の小さな空間を作る必要があります。
従来の押入はワードローブとして使い、季節外のフトンはベッドの中。
収納はその家庭によりやり方がさまざまですが、収納のコンサルタントがいる
くらい家庭生活をスムーズにするには重要なファクターと言えます。
いらないものを整理すると同時に、合理的な収納はどれだけ時間の節約
になるか・・・。
私の家は収納が少なく、合理的な収納方法を見つけ出し、細かいところまで
工夫しないと大変なことになります。
収納付きベッドは自宅用につくり重宝にしているため、仕事でも提案します。
それとベッド自体はフトンやカバー類で大半が見えなくなりますから、
シンプルな箱で良いのです。
ヘッドボードやベッドサイドは快適な睡眠のために考えるべきことが
まだまだある分野ですね。