「壁を見て何思う」・・・。
薄いクロスを選んだこともあり、下地の凹凸を拾ってしまいクロス屋さんが
自主的に剥がして再度パテで下地の調整。
この部屋は南に一面のガラスが入っていて光がふんだんに入ってきます。
その光を斜に受けるためちょっとした凹凸に反応してしまいます。
左官屋さんなどの仕事は多少のでこぼこは今時気になりませんが、
味わいと言ってすませられますが・・・・。
クロス屋さんや塗装屋さんにとってはいやな面なんですね、この壁は。
還暦をそろそろ迎えようかというベテランのクロス屋さんで、数年前保育園の
仕事であったことがあります。
そんなときの話を交わしながら作業を進めます。
若くてばりばりやる職人さんも頼もしいですが、ある年齢に達しようかという
人はちょっとした話にも人生の機微が感じられて悪くありません。
余裕が感じられる仕事ぶりですが、とにかく現場仕事は身体がしなやか
でなくてはいけません。
私などは身体が硬く現場には不向きな体質だと思っていますが、
見ているとなかなかしなやかな身の動き、ぎくしゃくしていないですね。
3階は後2・3日で内装は終わりそうです。