孫が出来てからと言うもの、ことある毎に孫用の家具を作って来ました。
それに保育園の仕事も手がけたこともあり、子供用家具も私のデザインの
ジャンルに加えて、スケッチをためてきました。
クラフト展に出したり、加奈のギャラリーで置いてみたり・・・、この孫チェアー
結構評判が良いのです。
10月20日からのギャラリーは、娘ENAの作品展のですがファミリー展の趣で
私も応援出展として幾つか家具を出します。
孫チェアーは私の最近の代表作、12脚制作します。
仕事上何かと材料の落としが出てたまったり、自宅での小さなリフォームで
まだ使えそうな材が出たり・・・、それを使った孫チェアー、
一種のリサイクル作品ですね。
改めて材を買ったりはしませんから材料費はかかっていません。
一脚5000円~で販売します。
商品魅力のデザイン追求とマーケッティングの勉強です。
デザイナーは自分のデザインに盲目的評価をしがち、お客さまの気持ちに
入り込んでいく「もの」を見つけて行かなくてはいけません。
自分も納得し、お客さまに届くもの・・・、を見つけたいですね。
家具、特にイスが好きでいろいろ作ってきました。
お店で使うものなどはこだわったおもしろい物が求められますが、
孫チェアーはファミリーユースですからね、シンプルでかわいくて誰でも欲しく
なるようなデザインでなくては・・・いけません。
そばから加奈が安全チェックとデザインチェツク、これまでだったらけんかになる
ところですが、最近は聞く耳を持つようにしています。
ギャラリーでの様子を聞いたり、目にしていると、話は聞くだけでも聞いた方
が良いとこのごろ思うようになりました。
男と女の感性の違い、デザイナーと一般ユーザーの意識の落差・・・。
デザイナーは謙虚にユーザーの声を聞かなくてはいけません、幸い併設の
ギャラリーはそうした声をいっぱい聞く(間接的に)ことが出来るため、
とても参考になりますね~。
孫チェアーの他別の家具も少々出します、どれだけお客さまに受け入れて
もらええるでしょうか。
反応が楽しみです。