枕木敷き
コンクリート打ちが終わりいよいよ枕木敷きが始まりました。
アプローチの短い車道には厚さ15cmの古い枕木を使い、アパート前の歩行用
デッキには7.5cmのユーカリの新しい枕木を使います。
赤みを帯びた材で、暖かく親しみのある感じが気に入ってお施主さんに
提案し了承して頂きました。
この赤みは、オーストリアの鉄分の多い土地に育った木だからでしょうか。
エアーズロックの色に似ていますね。
砂にセメントを混ぜて路盤を作り、その上に敷き込んでいきます。
タイルやコンクリートのような硬さがなく、足に優しいことが実感出来ます。
それに長い期間でいえば、再使用も出来るというのも枕木の魅力。
ポーチのステップも枕木、エクステリア全体でかなりのボリュームの木を使います。
街の風景として強い印象を与えると思います。