母親抜きの孫一家と大宮の鉄道博物館に行って来ました。
エントランス・アクセスからしてナイスデザイン。
抑えた表現ではありましたが、高いレベルのデザインで成熟さを感じさせます。
2階のギャラリーに、75Mの壁面に日本の鉄道史がディスプレーされています。
英国から鉄道を輸入して以来、いまや本家本元に車両を輸出するほどの国に、
先日新聞に出ていました。
壮大な鉄道のドラマが百年ちょっとの間に繰り広げられてきたのですね。
そのことが実感されました。
やはり一番興味があるのはその創成期ですね。
鉄道の原型を作るまでの創意工夫が、手仕事による作業を通して感じられます。
鉄道の歴史は産業の歴史でもあり、社会の変化そのものでもあり、
技術の先端が示されたところでもあるのだろうと思います。
いまや有望な輸出産業の筆頭になろうということのようですし。
新幹線までにいたる鉄道の発展は、膨大なエネルギーをかけた夢実現への
道でもあったということが、展示の中から汲み取ることが出来ます。
壮大なドラマです。
孫の付き添いということもあり、表面をザーッと眺めただけでした。
改めて一人で一日掛けて見たいと思いました。