地盤改良
建築確認もようやく下りて、現場が始まりました。
地盤の鋤取と隣地との土留めは終わっています。
澄み切った秋空のもと、今日から3日間地盤改良の工事です。
柱状改良:直径60cm 深さ4.5mの柱状にセメントと土によるコンクリート
のような、杭に近いものを作ります。
基礎の底版の下に70本3日がかりで作ります。
この建物は木造なのですが、店舗規模から構造計算が必要となり
そのために地盤調査を行いました。
このあたりは元々田んぼ、良い地盤ではありません。
印象として地盤改良の必要を感じていたのですが、計算上からも改良工事が
求められました。
この会社は地盤改良の老舗的存在(地盤改良歴30年)らしいのですが、
最近は特に改良工事が多いとのことです。
「アネハ」や地震の被害の影響も大きな理由ですが、セキュリティーへの
意識の高さの反映でもあると思います。
三郷は江戸川と中川に挟まれた地域で、恵まれた地盤の所ではないのです。
硬い支持地盤とされる層までは50mほどあり、そこに支持を求めるのは
現実的といえず、地盤改良ということになったわけです。