お蕎麦屋さんの確認申請の件で、越谷の役所へよく行きます。
野田を経由するのですが、何度も通っているいるこの街道筋で
かまぼこ屋さんを発見、通り過ぎてから気づき Uターン。
昔ながらの雰囲気を持った、いかにも家族経営といったお店です。
写真を取らせてほしいというとお願いしたら、ケースのトビラをはずして
若女将(多分)がすばらしい笑顔で答えてくれました。
これが家族経営の素敵なところですね、
店の姿勢が良く現れていると思います。
ついでに中もと、図々しく作業場にも侵入させてもらいました。
ものを作る場というのはどういうところであれ、楽しいものです。
きれいに掃除整頓された作業場でした。
ミキサーのような材料をこねる機械は、石のうすが使われています。
聞けば30年ほどにもなるそうですが、今の新品だと4~5百万円は
するそうです。
こうした機械ものに天然材が使われているというのは、
新鮮で 人間味を感じます。(機械が人間的とは妙ですが・・・。)
親父さんも快く写真に入ってくれました。
さつま揚げを各種買って、早速車の中で一ヶ口の中へ・・・。
シンプルで懐かしい味がしました、いろいろ入れてないのでしょうね。
街から どんどん店が消えていくなかで、
こういう店は残っていくのではないでしょうか。
裏で作って、表で売るこれほど明快なことはありません。
商品が人間との関係で存在しているということを、
改めて感じさせてくれるお店です。
こうした店に出会うと何か得をしたような、
ハッピーな気持ちになります。