TXの三郷中央駅近くに蕎麦屋さんを設計しています。
大体基本設計が終わり、詳細部分の納まりや詰め、確認申請の
準備をする段階に来ています。
事情があって鉄骨造から木造に変更、屋根は和瓦葺き、外壁は左官。
木を面白く使いたいということで、工務店のストックしている古材を
施主と一緒に見学しました。
古材使用はちょっとした流行でもあるのですが、
100年以上は優に経っていると思われる材の存在感は
すばらしいものがあります。
かっての大工さんの手の跡も見ごたえあります。
3本の新旧の柱を客席に立てる予定ですが、
彫刻に近い感じになるのではないかと期待しています。
これから建てる蕎麦屋さんのすぐ南側に すし屋さんがオープンして
いくらも経っていないのですが、
今日のお昼は、そこへ施主家族と一緒にリサーチを兼ねて行って来ました。
1000円で4種類くらいのメニューが準備されていました。
お客さんは結構来ていました。
がんばって繁盛してもらいたいものです。
ランチの後 私の設計したR建物と、チョコショップを案内しました。
お店はかなり大胆にRを使ったデザインで、なかなかイメージすることが
難しいこともあって、参考になればと思ったのです。
設計者も迷いますが、お施主さんはもっと迷うはずです。
和の要素を都会的に 軽やかにデザインできたらと思っています。
設計では新しい試みもかなりやっています。
かなりのことをしないとこれからの時代を切り開いていくことは
難しいと実感しているのです。
これからの10年20年を鮮度を落とすことなく存在できるような
そんなデザインを実現させたいと思います。