N邸の竣工パーティーに呼ばれ行ってきました。
会社を長くやってこられた Nさん夫妻がセカンドライフを充実して過ごせるように、
と建てたすまいです。
150坪の敷地で無数のプランが考えられましたが、
その快適性から中庭案が選ばれました。
これまで 幾つか 中庭のある住まいを設計してきましたが、
どれも、とても好評です。
格子戸の先が中庭です。
広さと高さの関係が快適な中庭のポイントになります。
窓が十分に取れ、明るく風通しの良い住まいです。
仕上げ材は床と天井が板、壁は天然系の左官塗り、全室原則同じ仕上げとしています。
中庭を中心に各部屋が配され、それぞれが中庭を介して視覚的にも繋がり合い
様々な変化の富んだインテリアの眺めが楽しめます。
原案では中庭の一部にグリーンを置いていましたが全てデッキ敷きに・・・。
メンテのことを考えて鉢を置くことになりました。
天気の良い日には、中庭を通って各部屋への行き来が出来ます。
住まいの中で 歩く楽しみがあります。
中庭生活を楽しむには 活動的である必要がありますが、
そのことが体を元気にさせるのだと思います。
ご主人はこの家に生活するようになって、「よく眠れる」とおっしゃっていました。
設計者にとって、とてもうれしい一言です。