S邸のリフォームが完成して3週間ほど経ちました。
様子うかがいに加奈と訪問しました。
寝室にはベッドが入り、新しい生活が始まっていました。
ベッドのとなりがトイレでとても楽であること。
手すり兼ハンガーパイプは、今のところシャツやバスタオルなどを掛けているとのことです。
雨戸の代わりに付けたシャッターが実に便利であること。
「快適な寝室ですよ」 と喜ばれて、ほっとしました。
農家の家では、一番良い場所を座敷が占めていることが珍しくありません。
その座敷を 板の間の寝室にするというのは かなり思い切ったことです。
訪ねてくる知り合いが、皆さん同じように驚かれるとのことです。
「こんなやり方もあるのだ!」と。
それまでは応接間でお茶をいただいていたのですが、
新しい台所でいただきました。
リフォーム後は、応接間以上に 台所で接客することが 多くなったとの
ことです。
居心地が良くなったのですね。
お茶コーナーには茶碗がお盆にセットされて二組置かれていました。
お茶菓子、お盆などを一杯置くことができ 予想通りの便利さです。
もう一点 喜ばれたのが、引き違い戸を見通せるものに替えたこと。
暗かった中廊下が明るくなり、台所 廊下 応接間が視覚的に繋がって、
家族の気配が感じられて 安心出来るとのことです。
予定したり 想定したりして 設計しますが、
だいたいそのように使われると嬉しいものです。