現在、お母さんが一人で住まわれているところに、娘さん家族が同居することになり、リフォームということになりました。
コンクリートパネルによるプレファブ住宅、大半の内壁も構造壁。
制約のきついリフォームのデザインです。
造作が勝負になると最初に感じました。
制約があればあるだけ設計の重要度は増すのですが、案がなかなか通りません。
自らの要求を整理し、優先順位を付けないといけないのですが、整理しきれないのですね。
設計者は提案をし、説明して、静かに待ちます。
価値観とも深く関わり、家族といえども共通の答えを見つけるのは場合によっては至難のことです。