千葉県柏市にある一級建築士事務所 游工房。オリジナルキッチンと天然素材のデザインリフォームを提案しています。

2005年03月16日

第11話 シュルーズベリーから湖水地方へ

en011_01.jpg 7月2日 朝食はホテルのレストランで。
狭い廊下と階段 幾つもの防火戸を過ぎた1階にある。
古い梁がむき出しになったチューダ-様式そのもののインテリア、 床も2つのレベルからなっていて、旅情をさそう。
古いけれどモダンにまとめられてる。
娘はタラ(haddock)のソテー、 私はニシンの薫製を焼いたもの(kipper)をたのむ。
おいしいのだがご飯が欲しくなる。

市内観光の前に、 教えてもらったランドリーに洗濯物を持っていく。
女性の従業員にお昼頃までに仕上げてもらえるように頼んだ。
車をAbbey脇の駐車場に停める。
Pay & Display マシンに時間分のコインを入れ、 出てきたカードを車の窓に貼っておく。
全ての所がこのシステムであった。
うまい具合にフリーの所もあったが、 ほとんどの所でお金を払いけっこうな総額になったと思う。

en011_02.jpg ここシュルーズベリーのアビー(修道院)は「修道士カドフェル」 の舞台となったところらしい。
中世の街がそのまま現代に続いている。曲がりくねってUP DN(アップダウン) のある街は歩いていて楽しい。
ところどころに小さな広場がある。それに路地が多いのも中世都市の特徴かも知れない。
観光客はそこそこいるようだが、観光の街という訳ではなく、歴史が息づく町とでもいったらよいのか。

最後に博物館に行く。 チューダ-様式とレンガ造の2つの建物がつなげてあり、内部の構造が露出されているためよく分る。
木軸の床が結構あばれていて、 不陸な部分があり、ミシミシときしむ。
じゅうたん敷きが多いのはそのせいだろう。
3階建ての外壁は垂直でないところも多く、 梁も水平ではなくて良い味といえば良い味だが、恐ろしいといえば恐ろしい。 (鉄筋や金物で補強している個所が方々で見られる。)

昼食はサンドイッチと昨日の焼そばの残り、雨に降られ車の中で。
その後、洗濯物を受け取り、(洗濯代£8.5)湖水地方に向かう。

湖水地方の中心地ウィンダミアには夕方6時ちょっと前に着く。
分りよいところに観光案内所がありB&B(The Linlisfarne House)を探してもらった。
観光案内所は手数料として10%取る。観光立国を実感。 駐車場もそうだが細かく稼ぐ。

B&Bはこの地方の典型的な2階建て+小屋裏、築110年。
2年前にヨークからこちらに来た50代の夫婦が経営。
母家に隣接してセルフケイタリング(自炊タイプ)の部屋も何室か持っている。
小さな風除室のある玄関から入ると正面が階段、廊下の先がオーナーの居住スペース、右が食堂、左はラウンジ これはサンルームで、 石造りの母家にアルミフレームにガラス張りの空間が増築の形。
階段をあがり最初の部屋が我々のツインベットの部屋。
バスルームは廊下に出て別の部屋になっている。
4帖半を少し大きくしたサイズで我々が専用で使えた。
B& Bにするために改装したのだろう。
部屋はミルキーホワイトのいかにも女性好みのインテリア。
テレビ、ドレッサー、洗面台、 ワードローブ。
7月というのにオーナーは気をきかせて暖房を入れておいてくれたらしい、ほんのりとあったかい。

夕食は歩いて出かけた。
さすがにメジャーなリゾート地、土産物屋がこれまで以上に多い。
中華料理屋を見つけそこに入った。

2013年10月

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