旅行代理店をやっている友人に飛行機のチケットを頼んでおいた。
帰りは娘と一緒なので、こちらで買った帰りのフライトに彼女があわせるという形にする必要があったがなんとかうまくいった。
ベストシーズンということもあり、飛行機はほぼ満席。
私のとなりはイギリス留学の高校生、そのとなりは初老のカップルでパック旅行でスコットランドへ行くとのことであった。
奥さんの方はガイドブックに無数のチェックを入れていた。フライトは快適とは言えなかったが、予想していたより苦痛ではなかった。
ロンドン着:驚いたことに到着ロビーの娘の隣に長女の親友ヨウコが。(アーティストを目指してイギリスに遊学中)
娘と1年振りの再会がその偶然の驚きに変質してしまった。
彼女は最近H.I.Sの仕事で空港からホテルまでの送迎をやっているとのこと。
車に空きがあったので市内まで便乗させてもらった。
旅行の他に1つ仕事がある。娘の留学中の教科書やノートの類いを日本に持ち帰ること。
ヒースローに来る前にルイスの下宿先からロンドンのホテルまで娘はそれらを必死で運んだ。
このホテルに2泊するのだが、帰りにもう一泊する。その間10日間ほどヨーコの下宿にスーツケースを2コ預かってもらうことにした。
6月26.27日 ADARE HOTEL 153
SUSSEX GARDENS LONDON W 2RY
パディントン駅から5分くらいの小さなホテル。
1ブロックを占める大きな建物はいくつものホテルで構成されている。
いわばホテルの長屋で面白い。
地下1階地上4階建て。
旅の最後にここにもう一泊するが、部屋は地下1階中庭に面していて地下とは思わせない。
中庭の反対側は食堂。
娘がすでに本で一杯のスーツケースを運び込んでいた。
26日夕食:ホテルの近くのイタリアンレストラン‘ASK’で。 チェーン店らしくその後もいろんな町で見かけた。
高い天井、トップライトとその下に空調ダクトが3列、 平行に空をとんだように下げられている。
白でまとめられたインテリア。
照明は暗く、テーブルにはろうそくがともされている。
異様に「でかい」ペンダントが目を引いた。
直径90cm位のオーバーサイズな照明がシンプルなオブジェのようで、 デザイナーのセンスはなかなかのもの。
「イギリスしては珍しくサービスがいい」娘の言葉。
それにおいしかった。