加奈に手伝ってもらい壁に和紙を貼りました。前もってHさんに原紙を
3分割してもらっていたので、作業は効率的に進みました。
Hさんにも参加してもらって3人体制、場合によりお施主さんにも作業に
加わってもらうのが游工房の一つのスタイルです。
Hさんは裂織をやっていることもあり、作ることの様々を理解されています
のでありがたい、やりやすい施主といえると思います。
小さくても密度のある仕事にするには施主の手も借りたいという事情もあります。
内装から家具小物まで全体を作る我々のやり方は、他所に頼みづらく自分達で
やってしまうことになります。
そんなやり方の中で、普通の人でもやれることは結構あるもので、
「やるかどうか」に行き着くのですが、私達のデザインは作ることに関しては
プロもアマもない世界、ある意味だれでもできる技術的レベル。
一番の問題はオーバーに言えば「どのような世界観」を作り出すかですね。