延べ床面積30坪、予算1500万円のコストをしぼった住宅です。
施主はこれから結婚しようという若い二人。
仕上げも絞りに絞って・・・、新建材のフローリングに壁天井はビニールクロス。
といってもサッシュはペアガラスシャッター付き、外壁は断熱材付きの
ガリバリュームの角波板。
枠類はポプラの無垢材ですし、建具類も制作ものですからいかにもローコスト
という感じではありません。
限られた敷地のしわ寄せが狭い玄関や下足入れに来ていますが、それは
コンパクトに住むと言うことにもつながります。
ダイニングキッチンと居間はL型で広がりを感じさせる空間構成にしています。
狭い広いよりも魅力的な空間配置が出来ているかどうかですヨね。
住まいは家族の変化に応じていつの日かリフォームをすることになると思えば、
こうした形でスタートし、様々な工夫を加えていけば良いのではないでしょうか。
器としての性能がしっかりしていることが基本です。
対面式のキッチンの後ろ側にレンジや食器をおく棚を、なじみの大工さんが
作っていました。
カウンターはポプラ材の3枚接ぎ、この材は枠材と同じでインテリアの統一感を
グッと高めます、そして白い壁ともよくあいます。
多くのビルダーが手がける量産タイプの住まいはほとんどが工業製品で、
現場では切ったり貼ったりするだけ。
人の手(職人技)が感じられないというのが、コスト的にしょうがないとはいえ
物足りなさの理由でしょうね。
要所要所に大工さんを初めとする職人さんの仕事ぶりが感じれれる、
というのが大事なことだと思います。
コメント (1)
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投稿者:cheap replica hermes bags from china |2013年09月30日 22:58