オープンハウス
8日・9日ともお天気に恵まれ、50人弱の方々が見学においでになりました。
お客様はほとんどが同じ団地内の方々、住まいのタイプが同じだったり、
共通するところが多かったりで、強い関心を持って見ていただきました。
リフォームの要点は、一つには家族のライフスタイルに合わせての空間
と設備の変更と再構築、それに仕上げの一新です。
昨日までとは違う生活空間にしたい、という欲求を皆さんお持ちです。
無垢材のフローリングも珪藻土の左官も特別目新しいものではなく、
常識として皆さん認識されています。
関心の中心はやはりデザイン自体です。
デザインが生活にどのような効果をもたらすのか、便利さや快適さはもとより
心理的なことまで要求が広がっています。
生活が始まってからのオープンハウスは、住手にとって大きな負担ですが
見学する側にとっては参考になると思います。
同じ団地内のテラスハウスに住まわれている方が、自分の庭に咲く花を
手みやげに摘んで見学に来てくれました。
うれしい心遣いでした。
施主のMさんにとっては、同じ団地内に住む方との顔合わせともなり、
貴重なコミュニケーションの場ともなりました。
見学者の方はもちろん見学にみえたのですが、自分たちが抱えている
住まいの問題点を吐露する場ともなりました。
私にとって、団地に共通する課題や問題点に触れるチャンスともなりました。