左官の仕事は下地プラス、仕上げで２回塗りが基本だそうです。
合計で３回塗って、最後は仕上げ用に同じ材料で表情を付けます。
下地の上にいきなり仕上げというわけにはいかないのですね。
天井壁はかなり大きい面となりますから、空間の量に応じたボリューム感の
ある表情が望ましいのです。
その辺がプレーンなビニールクロスなどと違うところです。



塗り立てはずいぶんと濃い色ですが、乾いていくとかなり白っぽくなります。

こだわりの一つがモザイクタイルと左官の面を同じにするというものです。
下地を同じ面とすると仕上がり面が違ってきます。
仕上がり面に応じて下地の面を作っていく、原則です。



今日の私の仕事は電話台の制作、現場の方は行かなくてもＯＫ、ちょっとだけ
現場に顔をだし後は家に戻って木工です。
材は間柱材、接ぎ合わせしやすい様に「てっちゃん」に加工してもらったものです。
ＴＯＰは楕円を半分にした形で、インテリ的なポイントになります。
ここにカレンダーや状差し、家族間の連絡メモのＰＩＮＵＰボードを置き、
言うならば住まいの情報センターですね。

ついでに台所のカテラリー用ＢＯＸ、４ヶ作りました。
生活を支えるアイテムというのはかなりの量あるものですが、
一つ一つ丁寧に作ることを最近は心がけています。