台所家具第2弾
平面はおよそ4.5帖の広さの台所、その3辺を家具で構成します。
正面は薄い棚で下部が配管スペース、右側がレンジが置かれる棚
6ヶのパーツを現場で組もうというものです。
裏側にコンセントや給湯器のスィッチなどがあって、そのための穴を開け線を
とおして設置します。
今日は全部が組上がらず、残りは後日。
これで石がセット出来ます。その次がタイルそして左官と続き完成です。
コンクリートの建物は施工上の誤差が免れないこともあって、家具との取り合い
は相性が良くありません。
壁が真っ直ぐでなかったり、壁と壁が直角でなかったり、床の水平が正確
でなかったり、作り方を思えば当たり前のことですが、取り合いが面倒・・・。
これが木造だったらスイスイと出来てしまいます、釘もビスも効きますしね。
窓が無い空間を明るく快活な雰囲気にするためにも、天然のそれも節のある
無垢の厚い板を家具にも使いました。
それに加え、要所に柿渋の暖色系の色を置いてやります。
それらが珪藻土の壁と相まってすばらしいハーモニーを作り出してくれるのです。
快活で親しみのある場を作る基本要素はやはり天然材。
時代が変わってデザインの姿・形が変わっても、人と素材との関係そのもの
は不変と言えると思います。
日本の家は「木と土と紙」で出来ているといわれますが、そこにはすでに
住環境上の解答が準備されているのですね。
コメント (1)
replica hermes cape cod 千葉県柏市の設計事務所|游工房 Blog 私の家づくり|M邸リフォーム-8
投稿者:fake birkin canvas bag |2013年09月30日 18:54