瓦を敷き始める。
そば屋→和風→瓦 という分かりよいデザインメッセージを踏襲しつつ時代性を
反映したものにしたいという施主側の要望は、とても共感できるものでした。
商業系のデザインは、まずお客様に受け入れられるものでなくてはいけません。
玄関から入ってもらい、また来てもらえるような、また来たくなるようなお店
が基本形です。
瓦は周囲に対してメッセージを発すると思います。
「すし屋か?そば屋か?」
「回転寿司の時代だから、きっとそば屋じゃないの・・・。」
作り手の好みや個性や時代をどう読むかということがデザインの
基本のところにあります。
どのような高邁なデザイン理論を持っていたとしても、受け入れられるような形
にして世に出していくことが作り手の責任といえると思います。
前回のS邸でも腕を振るった 加瀬親子がここの屋根もやります。
弁の立つかわら屋さんで、こちらは瓦のさまざまを屋根の上で教えてもらいます。
職人さんを通して いきた知識を得ます。
大工さんもそうですし、塗装屋さん、建具屋さん さまざまな分野の職人さんの
知識 経験談はなにものにも代えることのできないもの。
本では得ることのない貴重な内容です。
大工工事は金物や筋交いの設置、主に構造に関るところを攻め、
外壁周りに向かいます。
非常に面倒なフレームでしたが建ち上がってしまえば、個別的に作業を
進めることが出来ます。
設計者の私もいくつか「作りもの」があります。
年が明けてから、製作開始です。
コメント (1)
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投稿者:replica hermes bracelet uk |2013年09月30日 23:42