削る
和風住宅の証のようなものが玄関の敷台です。
過っての木造建築は床をかなり高く設定したため、玄関の土間から一段で上がり
きれず、段板のようなものを一枚置きました。
一枚板となるとたいてい材料としてはケヤキが相場です。
框と敷台を削るところに行き会いました。
大きな電気カンナで1・2回削り、手ガンナで仕上げます。
面に狂いが無いためか瞬く間に仕上げてしまいました。
左が框、広い材が敷台、玄関の格がこれで決まるというわけです。
上がり框の先に、ケヤキの8寸角の大黒柱が来ます、3点セットですね。
こうした作業が見られる現場は少なくなってきているでしょうね、きっと。
工務店によってやり方がさまざまですが、あるところは加工は全て加工専門の
会社に出したりしますし、あるところは作業場で加工します。
ドア枠などと違い、引き戸は枠が複雑は形をしていますから、手間もなかなか。
作業性からすれば、望ましいとは言えないかも知れませんが、大工さんの大工
さんたる所以の手仕事で、いい風景です。
