エテ面とカク面
仕上げの確認をするために、お施主さんに現場に脚を運んでもらいました。
1階の床は床暖対応の黒っぽい堅木のフローリングを大半使い、
一部狭目の部屋には白っぽい桜系の材としました。
メインのダイニングキッチンは結構な広さがあり、
空間のメリハリのため台所を下がり天にしています。
無垢の板を貼りますが火を使うところなので、認定材を使わねばなりません。
その材の確認を是非しておきたかったのです。
壁は珪藻土、無垢の天井材とよくマッチして落ち着く場となると思います。
棟梁の武村さんが和室の造作にかかって何日か過ぎていますが、
いよいよ天井に・・・。
「こんなの見たことある?」と見せてくれたのが、ちょっと変わった面取りかんな。
普通見るものは45°の面を取るものですが・・・。
「こんなの誰も持ってないよ、エテ面っていうんだヨ、対角が違うの。」
竿縁天井の竿の面をとるときに使うカンナです。
面にわずかな緩急をつけて微妙なバランスを作ろうとするものですね。
ある種の崩しとでもいえるかもしれません、
硬さを和らげるテクニックと言えると思います。
数奇屋作りではこのような技が駆使されたのですね。
和室はステージを作って作業箇所に近づいての作業、
その風景は緊張感あふれるものです。
和の本格的な仕事はなかなか経験できませんから、よく見とこうと思います。
2階は造作が大体終了し、壁のボード張りと天井の羽目板張りが残っているくらいです。
それが終わると広い1階へ降りてくることになります。
外壁の方もタイル貼りがぼちぼち進んでいます。
年内に何とか終わりたい・・・、監督の言葉。
コメント (2)
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