床貼り・間仕切り
コンクリートの撤去が終わり床貼りがスタート、スモーク材をコンクリートの
床に鋼板釘で止めていきます。
スモーク材は外部用に使われるための材ですが、熱処理によるカラー
がとてもナチュラルで気に入っています。
その材のリラックスした感じが、こうしたお店にはふさわしいと思います。
解体撤去に1日半かかりました。
明日中に床と間仕切りが出来れば予定通り、まあまあのスタートでしょうか。
遅れても進みすぎるということは、工事にはあまりありません。
1階の客席は作ってきたパーツと材料の置き場と化しています。
ここはまだスペースがあるほうで、工事中空中に材料棚を作ったりします。
パン業界に長くいたオーナーによれば、そこでは5年に一度の改装が
一般的だそうです。
鮮度を保ち店としての魅力と生産性を追及する、しないと業界では
残っていけない・・・。
そのような観点で日々わが店を観察し、お客様の動向を分析している
のです、このオーナーは。
3000万ほどかかるそうですから、月にして50万分は改装費として計上して
おかなければいけない計算となります。
設計者として改装しなくてOKなデザインでありたいと思いますが、
店サイドからすればいつも鮮度を保ちたいということになります。
鮮度を落とさないために前倒しでハードに手を入れる、そういう心がけが
繁盛につながっていく・・・、青木さんは深く考えていますネ。