どこの飲食店でも、席の構成が重要なポイントです。
お客様の数に席が対応できてないと、空席があるにもかかわらず、
満席ということで、お客様に帰っていただくことになってしまいます。
飲む気 食べる気のお客様は出鼻がくじかれるし、店は口惜しいし・・・。
かほりやでもそれが悩みの種で、第3次の改装ということになったのです。
かほりやは 2階のお店から始まり、念願の1階まで広げることが出来たの
ですが、重複する2階の厨房をパントリーにすることで、新たな客席空間を
作り出そうというのが今回の改装です。
店というのは本当に生きもので、やってみないとわからないことが多く
あります。
特に どういうお客様に、どのように利用されるのかは計画の段階では
なかなか計算できない部分があります。
あともう一回の改装が想定せれていますが、これはマーケット(お客様)の
状況に応じてハードをマイナーチェンジしているわけで、
エネルギーもお金もかかりますが、繁盛店へのプロセスとも言えます。
無駄のように思えても、そのお店の 「あるべき理想形」 にたどり着く
唯一の方法かもしれません。
オーナーの青木さんの追及心によるところですが、この発展的改装は
非常に示唆的です。
今回はホールのような空間を作り、テーブルレイアウトでお客様の
要望に細かく対応します。
イスは今回も木工作家の横溝さんに頼みます。
テーブルはリピートアートの藤田伸さんのデザインを借用して、
(了承をいただきました。)ヘビをモチーフにデザインしました。
客様をデザイン的に挑発しようと思います。
口をあけた6匹のヘビの上での飲食、テーブルですからお客様は
見ざるを得ません。
たいていの人は実際のヘビは苦手だと思いますが、ヘビテーブルは
どのような受け取られ方をするでしょうか。
非常に面倒なつくりなんですが、こうしたアイデアを大真面目に
考えて作るというのが好きなんですネ。
コメント (1)
hermes bracelet replica ebay 千葉県柏市の設計事務所|游工房 Blog 私の家づくり|かほりや3回目の改装-1
投稿者:fake hermes purses |2013年09月30日 21:35