久々ぶりに加奈からの制作依頼がありました。
月に10日のギャラリーは毎回しつらえを変え、作品に応じたディスプレーをします。
10何年もそのやり方で来たのですが、ひらめいたらしく
常設のコーナを作ることになりその造作をやって欲しいというわけです。
どこかのアーティストよろしく、上のようなスケッチを
描いて こんなの作って・・・。
出来たのがこれです。
上の方に 洋服を掛けるための木の丸棒を付けます。
設計・木工・紙貼り(加奈の領分)・塗装・設置・小物、
全体ではなかなかの量の作業となります。
最近はは時間をかけて しっかりと、悔いの残らないような物作りを心掛けています。
既存の棚の中に組み込むため、あえて取って付けたようなデザインとしました。
強調するために、引出の前板を斜めにしました。
まず棚板と立て板(方立て)を取り付け、引出はスライドレールを使っての設置、
狭いところに潜り込んでの作業、インパクトドライバーを時に
右から左手に持ちかえビス止めします。
茶色っぽい手漉きの紙は着色無しでOK。
つまみはクラフト展で入手した古材のピースを使いました。