TV台完成
YさんからTV台の相談を受けて、結局オリジナルでつくることになりました。
古いタンスなどを流用する案も考えましたが、急に見つかるものでもありません。
インテリアとマッチングすることも大事ですが、
少々乱調となる方が面白いと思い色を意識したデザインとしました。
本体は2200の巾があります。
サイズ的に集成材やランバーコア材を使う必要があります。
インテリアと色彩的なコントラスが出るように、手漉きの紙を貼り柿渋をかけました。
柿渋が紙に反応して結構強い色になるのです。
手掛かりはN邸で試みたものを、再度制作しました。
材はホームセンターで買って、カットしてもらい、
組み立ては大工さんに頼みました。
さすがプロ、しっかりと作ってくれました。
大きいため、3つのパーツの状態で紙貼りと柿渋塗りの作業をすすめました。
作業は外で、夜は事務所に持ち込み、出したり入れたりの毎日・・・でした。
フライパンで砂を熱し そこに手掛かりを入れて焦がして
色づけすることをやってみました。
砂の量と火力の問題か、一様に熱が伝わらないため全体が同じように色づかず、
まだまだ工夫していく必要がありそうです、簡単にはいきませんよね。
2種類の材で手掛かりを作りました。
上の白っぽい方はまあまあの堅さ・・・。
下のサティーネという材は非常に堅いのですが、
彫刻刀に体重をかけるようにして彫ると、少し違うということが分かりました。
このようなものまで 作るようになるとは思いもしませんでしたが、
結構はまる感じ・・・面白いです。
造形の基本形を再確認するチャンスかも知れません。
カタログ等で 気に入るつまみ類はあまりありませんが、
こうして少しずつ作っておけば使えそうです。
コメント (1)
hermes wallet fake real 千葉県柏市の設計事務所|游工房 Blog 私の家づくり|Y邸-Ⅱ-9
投稿者:hermes jige clutch replica |2013年10月01日 00:09