以前に 私たちが作った居酒屋の小さなリフォーム。
小さなギャラリーコーナーを
又、客席に戻すというものです。
テーブルと座と背を作り、設置します。
今回は シャープなデザインが良いかな~と思い、
寝る前に ベッドでスケッチを描いていたのですが
背は直ぐに出来たのに、イマイチ テーブルのデザインの
きっかけが見つかりません。
テーブルはなかなか難しい。
そんな時、由子さんからの要望 の電話。
「テーブルを二つにして!」 がデザインのヒントになりました。
狭いところにテーブル2台!
何 考えているのだろう・・・、置けると思っているの?
(もちろん二組のお客さんへも対応出来るように・・でしょう)
待てよ、狭い→広い→引出式サブテーブル→シナベニア4層の構造~、
てな具合に アイデアが広がりました。
テーブル二つ分のパーツ、柿渋を塗っています。
組み上がったテーブル2台。
最終仕上げはオイル拭きです。
テーブルトップは4枚のシナベニア。
引出式のサブテーブルが出る構造となっています。
テーブルの上が料理で一杯になっても、
追加の注文が出来るというわけです。
遊び半分、機能半分、実際にどの様に使われるか分かりませんが、
話の種になるかも知れません。(・・・で良いのです。)
お客さんが 偶然に 仕掛けを発見してくれると楽しいのですが・・・。
仕掛けとかシステムとかが 好きなんですね、私は。
このデザイン 結構気に入っています。
元々、ベニアの(何枚も重ねた)木口の感じは気に入っていました。
柿渋の色合いが、木口の特徴をさらに強調しています。
上から見るとこんな感じ・・・。
背板:既存の塗り壁に取り付けます。
ちょっと新しい要素を足したい・・・・、で ニュー「ウエーブ」をモチーフに。