石の小テーブルホールにを設置して工事に幕が降りました。
Nさんとのつきあいはあしかけ3年ほどになるのでしょうか。
家族室・洗濯室に始まり、庭の水場、玄関の飾り棚兼引き出し、
そして今回のスタジオと玄関周り、結局1階が全てリフォーム
されたことになります。
ホールもドレッシングルームのような使われ方がされるので、明るく
ホットな場を目指しました。
扉やWRのパネルはいささか遊ばせてもらいました。
小テーブルは花や飾り物が一輪おける潤いのための小道具です。
生活の合理的運営をかなり極めるタイプの奥様ですが、3人の男性陣の中で
ややもすれば欠けがちな優しいさや美しさを忘れないようにという思いを
この小さな場に託されているのかもしれません。

実はTOPに使った石は庭の流しに使ったものの残り、いつかの出番に備えて
私の処にキープしてあったのです。
このような形でお気に入りの石が復活するとは思ってもいませんでしたが、
めでたし めでたし、収まるところに収まりました。

石を取りに行ったときの工場の様子、専用の加工の道具を見ることができました。

理解のあるNさんのおかげで、いろいろとトライさせてもらえた仕事でした。
建築にはいろいろありますが、要は人間の生活を支える場を作ることです。
といっても有史以来の大変な時間の中で、文化にまで至っているのも建築です。
そこにはいろいろな常識や美学、技術が蓄積されてもいます。
同時に今の感性に基づいたり、これまでのルールにとらわれない作り方も
大事にしなければなりません。
失敗することは避けねばなりませんから、小さな実験を繰り返して成功への
努力をするしかありません。
多くのことを受け入れてくださったNさん家族に感謝します。
大工さんや建具屋さんが非常に協力的で、ありがたいことに仕事を楽しんで
くれているようなのです。
また、次の新しい試みへの芽もいくつか見つかりました。
