小雨の中で建前
大降りでなかったのが救いでした。
このごろはよほどの雨でない限り、スケジュールどおり建前は行われます。
用事があって現場に行けたのが5時近くでしたが、
なんと ほとんど組みあがり、チェーンを使って柱の倒れを直し
垂直にする作業の段階でした。

武村さんという工務店きっての大工さんの力なんですね、
このサイズが一日で立ち上がるというのは。
墨付けにミスがなく、刻みにも問題がなく、組みよいつくりの加工が
材に施されているということです。
建前は棟梁にとっても最大のパホーマンス、世間的評価とも
直につながってきます。
そういうことは別にしても、きっちっとした仕事は気持ちが良く、
多くのことを学ぶ場にもなりますね。
長野工務店の施工ですが、こうした大きな住宅はこれからは本当に
少なくなるだろうとのことです。
最後の(歴史的)建築となるかも・・・、工務店の会長の言葉です。
このサイズの住宅はこれまで3件やらせてもらいましたが、
技術や材料などについて、学ぶところが多くあります。
それに、すまいについての根源的な事柄を考える教材でもあります。
S邸では集成材を一本も使っていませんが、
単に構造的意味合いからではなく、文化に根ざしているからですね。
太い丸太も何本か使いましたが、集成材では変ですよね。
この段階での丸太は本当に美しいです。
