清春芸術村
以前にも、玄関先まで来たのに時間切れで入れなかった施設です。
別件で近くまで来て偶然に目にした建物、
そのユニークな造形が記憶の中にとどまっていました。
駒ヶ根に行く途中に、ついでに・・と、軽い気持ちで訪れたのですが
なかなか素晴らしいところでした。

この非日本的なる建築は、原型がパリにあり、
若き日のシャガールやスーチン、モジリアーニなどが住み
制作に励んだところ・・・。
それを模して 建て、若きアーティスト達の制作の場としているそうです。
これが中部。
今日は公開日ではなかったのですが、工事用電源を取るためドアが一枚開いたので
ちょっとだけ見ることが出来ました。

初期の現代建築の香りを強く感じさせるデザインです。
トビラは白や黄色、緑などに塗られいかにもアトリエといった感じ・・。

アトリエ棟・図書館・チャペル・空中茶室・レストラン・美術館・梅原龍三郎の画室・・・が
広い敷地におおらかに配されていて、のんびりした感じがとても素敵です。

案の定 天へのステップは登ることが出来きませんでした。
多分、登ることが意図された作品ではないかと思うのですが・・・残念。

冗談のようなアイデアを大まじめに造った建築のサンプル・・・ですよね。
東大の先生が設計したということが面白いですね。

白樺の林の先に小さなチャペルがあり・・・、
何と、中にルオーのリトグラフが数点かけてありました。
濃厚な色彩が持ち味だと思っていたので・・・、墨絵のような絵、
驚きと感動を同時に覚えました。
小さな空間の中 に 全てがぴったりと収まっていました。

清春芸術村にある白樺美術館では、ルオーの企画展をやっていました。
小振りな空間、作品の点数もそれほどではなく堪能できました。
川村美術館でのルオー展を、見逃していたこともあり、
期せずして素晴らしい作品に出会えて、ラッキーでした。
駒ヶ根への小さな旅の 素晴らしい第一歩となりました。
